【W杯】ドイツ代表は40歳GKノイアー招集の功罪に揺れる。別メニュー調整が続き、チラつく過去2大会の不安
アルフォンソ・デイヴィス(左)とノイアー。(C)Midori Ikenouchi
精神的支柱に頼る日本と似ている!?
FIFA北中米ワールドカップ(北中米W杯)の開幕まで、あと1週間を切った。日本時間12日、現地時間では11日に迎える初日、第2試合で登場するのがドイツ代表だ。
しかし、ユリアン・ナーゲルスマン監督の懇願によりドイツ代表復帰を果たした40歳の守護神マヌエル・ノイアーがいまだ別メニュー調整にある。
FCバイエルン・ミュンヘンで国内2冠を獲得し、むしろ今なお進化を遂げているとさえ言えるノイアーだが、シーズン中、ヴァンサン・コンパニ監督もコンディションに配慮して、コンスタントに休養を与えてきた。
そしてシーズン終了後のタイミングで代表へ招集された。だがノイアーはいまだ全体練習に参加できていない。
ドイツ代表では124試合に出場。2010年は4位、2014年に優勝を果たした。しかし、2018年は負傷明け、さらに2022年は新型コロナウイルス感染明けにW杯へ臨み、いずれも本調子とは言えないなか、グループステージ敗退を喫した。
2024年の自国開催EUROを最後に代表から引退。だが、GK陣に課題があると判断したナーゲルスマン監督は、ノイアーの代表復帰を決断した。勢いよりも安定感のある大ベテランの力を求めた形だ。それだけに、ドイツ国内でも議論が起きている。
負傷明けのキャプテン遠藤航を招集したものの、吉田麻也をも緊急でメキシコの合宿地に呼ぶなど、精神的支柱に頼っているのは、日本もやや似ている状況と言えるか。
もちろん、優勝を目指すドイツとしては、今回グループ3位でもノックアウトステージに進めることを踏まえると、その勝負どころでノイアーがいることのほうが重要かもしれない。
果たして、このノイアーの状態が、ドイツにとって凶と出るのか、むしろ吉と出るのか――。
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