【日本代表】W杯オランダ攻略へ “最強”ファイヤーフォーメーションを考察する
システムは3-5-2(3-1-4-2)。日本代表の最強ファイヤーフォーメーションを考える。(C)SAKANOWA
3-5-2(3-1-4-2)採用の場面は訪れるか――
[北中米W杯 GS第1戦] オランダ – 日本/2026年6月15日5:00(現地14日)/ダラス・スタジアム
FIFA北中米ワールドカップ(北中米W杯)グループステージ(GS)初戦、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が日本時間6月15日午前5時からオランダ代表との一戦に臨む。
最新のFIFAランキングはオランダが8位、日本が18位。
森保一監督率いる日本代表は3-4-2-1でスタートする。対するオランダは攻撃的な4-3-3。森保監督は試合前日の記者会見で、カタールW杯のドイツ戦、スペイン戦のような“劣勢→逆襲”ではなく、「先行して勝ち切りたい」と、強豪相手により進化した戦い方を見せたいという。
立ち上がりは前線からハイプレスを仕掛けてゴールを狙い、オランダの3トップまでボールを入れさせない――という展開を目指していることがうかがえる。そこでオランダの出鼻をくじき、一気に先制し、追加点まで奪えれば理想的だ。
とはいえ、そんな思い通りに進む可能性のほうが低い。4大リーグのビッグクラブでプレーするスーパースターの集団である。前回のドイツ戦は相手のミスやGK権田修一のビッグセーブに救われたところもあったが、コーディ・ガクポやドニエル・マレンに一発を決められる展開も十分想定される。
もしもリードされて、絶対に得点が求められる時間帯になれば、3-5-2(3-1-4-2)の“ファイヤーフォーメーション”が採用されるはずだ。
果たして、オランダを攻略するためには、どのような顔触れがベストか。
スコットランド戦(〇1-0)のような上田綺世&塩貝健人、あるいは上田&後藤啓介のコンビも選択肢になる。一方、攻撃に軸足を置くオランダの背後のスペース攻略を狙うのであれば、日本のスピードスター前田大然は最前線に配置したい。カタールW杯ドイツ戦で逆転弾を決めた“ジャガー”浅野拓磨のように、突破口を切り拓いてくれるはずだ。
アイスランド戦(〇1-0)でテストされた、後藤のシャドー起用も、日本の攻撃の最大値を引き出すのであれば効果的だ。
また、鎌田大地はボランチでのプレーを希望しているが、日本代表ではシャドーなど2列目でこそ脅威を与えてきた。ボールをより相手の嫌がる位置で収められるのは武器で、何より求められる役割に応じて、トップ下的、ボランチ的、あるいはCF的な役割をこなせるのも魅力だ。
もちろんシャドーに攻撃的なタレントを配置すれば、アンカーへの負担は増す。アンカー瀬古歩夢、シャドー佐野海舟という、より強度を重視したファイヤーフォーメーションの採用も、指揮官の選択肢の一つにはあるはずだ。
オランダ戦だけではなく今後も、森保ジャパンのファイヤーフォーメーションは今大会の注目ポイントの一つであり、上位進出の重要なファクターとなる。
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