R・ソシエダ監督が久保建英の新起用法を明かす「二つのバージョンのタケを見ることになる」

久保建英 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ホーム初陣のエスパニョール戦で今季初勝利を目指す

[ラ・リーガ 3節]R・ソシエダ-エスパニョール/2026年8月30日2:00(現地29日)/レアレ・アレーナ

 スペイン1部レアル・ソシエダのペッレグリーノ・マタラッツィオ監督が8月28日、ホームでのRCDエスパニョール戦に向けた記者会見に臨み、日本代表MF久保建英(Takefusa KUBO)について、右サイドに加えFW(2トップ)での起用に言及。「今年は二つのバージョンのタケを見ることになる」と明かした。

 クラブ公式サイトやスペインメディア『エル・デスマルケ』が、この前日会見での指揮官のコメントを伝えている。

 マタラッツィオ監督は、久保を中央とサイドのどちらで起用するのか問われると、「試合によります。すべての試合ではありません。柔軟性を持つことが重要です」と答えた。

 そして久保の特長について、次のように語った。

「タケは8番のポジション、インサイドでもプレーしてきましたし、サイドでもプレーしています。私は彼がサイドにいて、左足で中へ入っていく時が最も強いと思っています。それが彼の最大の特長です」

 一方、レアル・マドリード戦では、久保をより中央でプレーさせた。その狙いについて指揮官は、中盤に選手を集め、相手を2人の選手で固定したかったと説明。「前半は非常にうまく機能したと感じました」と一定の手応えを得たという。

 そのうえで、「必要だったのは、より深さを出し、縦にプレーすること。それが足りませんでした」と課題を挙げた。

 そして中央での久保についても、「タケはスペースを攻撃でき、セカンドストライカーとしてそのポジションでプレーできることを示しました」と評価。さらに、こう続けている。

「今年は二つのバージョンのタケを見ることになるでしょう」

 右サイドから左足でカットインする、あるいは中央でよりゴールに近い位置からスペースを突く。25歳の日本人レフティについて、マタラッツィオ監督は相手や試合展開に応じて、その二つの顔を使い分けていく考えを示した。

 ソシエダは開幕から2連敗を喫し、まだ勝点を獲得できていない。今回がホーム開幕戦となる。

 マタラッツィオ監督はエスパニョール戦のポイントについて、「いいプレーを限られた時間帯だけ見せるのではなく、それを結果に変える時が来たと全員が感じています」と語った。

 対するエスパニョールについては、「非常に明確なプレースタイルを持っている」と分析する。ミドルまたはローブロックを基本としながら、ボール奪取後の攻撃への切り替えが非常に強く、ロングボールやセカンドボールから素早くゴールへ迫る点を警戒していた。

 一方、「彼らは強く、戦術も明確です。ただ、私たちも非常に強いチームです。勝つために必要なメンタリティを持てば、勝てます」と今季初勝利への自信を示した。

 また、スペイン代表FWミケル・オヤルサバルは出場可能ということだ。一方、ゴンサロ・ゲデスについては、まだ先発できる状態にはないという。

関連記事

どうする堂安律? 手取り「2年で約24億円差」か! サウジは所得税“ゼロ”、アル・イテハドが破格オファー

日本代表『10番』堂安律、サウジ移籍へ急展開「選手本人の同意を得た」。アル・イテハドの獲得迫る!?

レアル・マドリード戦の久保建英にスペイン紙が辛口評価「徐々に消えていった」。序盤には決定機を演出。エムバペはハットトリック達成