【浦和L】なでしこ選出の榊原琴乃「道筋は見えた」今日ベレーザと大一番、有言実行のゴールなるか
古巣・ノジマ戦で2試合連続アシスト。「難しい局面で打開できたら一皮むける」
[WEリーグ 第3節]浦和 – 東京NB/2026年9月5日18:00/浦和駒場スタジアム
三菱重工浦和レッズレディースが9月5日、WEリーグ第3節で日テレ・東京ヴェルディベレーザとの大一番に臨む。開幕2連勝で首位に立つ浦和にとって、同じく上位につけるライバルとの序盤戦の重要な一戦になる。キックオフは18時。
そこでキープレーヤーの一人になるのが、今季ここまで2試合連続でアシストしている榊原琴乃だ。
8月30日のホーム開幕・ノジマステラ神奈川相模原戦では、浦和が先制を許したものの、前半アディショナルタイムに菊池まりあが同点弾を決めた。そして後半に一気に4ゴールを奪い、5-1の大勝を収めた。
その後半、ひときわ輝きを放ったのが榊原だった。
試合前、髙橋はなから「何回も仕掛けていいから。失敗しても後ろが取るから」と声を掛けられていたという。ボールの勢いを殺さず一気に駆け上がり、フィニッシュまで振り抜く。その積極的な仕掛けが、時間の経過とともに相手の脅威になった。
しかも相手は古巣・ノジマステラだ。守備の特徴を知る榊原には、狙いどころが見えていた。
「ノジマの2センター(バック)が前に強いのはわかっているので、逆にその食いついた背後を狙うのは意識してました」
そして、その狙いが川船暁海の勝ち越しゴールにつながる。
「自分が運んで食いつかせて、アキさん(川船)はうまく抜けてくれた。あのアキさんの良さを引き出せたのはよかった」
浦和に移籍して1年が経った。まず勝利が求められるチームの厳しいポジション争いのなか、自身の特徴とチームのスタイルをどう融合させるか。その点でも変化を感じている。
「最初は自分の良さを出すだけでいいけど、チームのやり方とかわかってくると自分のプレーをかみ合わせていかないといけない。だから、コミュニケーションは大事で、出来るだけ自分から積極的にコミュニケーションは取るようにしてます」
自分の武器を押し通すだけではなく、周囲とつながることで、その武器をチームの力に変えていく。一方、ノジマ戦を終えた榊原は、さらに上を見据えていた。
「今日は特に勉強になったというか、のびのびやらせてもらえたことに感謝しかありません。1対1の場面が多かったので、逆にいろいろ試してみようという感じでした。まだまだ課題だらけです。2試合連続でアシストは出来ているので、あとは得点。難しい局面で打開できたら一皮むけると自分でも思います」
その活躍が実り、榊原は初のなでしこジャパン(サッカー日本女子代表)入りを果たした。9月中旬に開幕するアジア大会を前に、迎えるのがベレーザ戦だ。
ノジマ戦後、榊原はライバルとの一戦を思い描き、笑顔で“予告”していた。
「自分のサイドではやらせない! そこでボールを奪って、アシストもして、その後ゴール……はい、もうこれで完全に道筋見えました(笑)!」
2試合連続アシストの次は、今季初ゴールへ――。その『道筋』を、サポーターの熱のこもった拍手と声援を受ける浦和駒場で描けるか。
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