上田綺世が仏デビュー戦初ゴール、リール劇的勝利! レキップ紙「ウエダが決めるまで悪いシナリオだったが…」

リールに加入した上田綺世がトゥールーズとのデビュー戦で初ゴールを記録!写真:L'EQUIPE/アフロ

トゥールーズに猛攻を浴びるなか、73分に均衡を破る。守護神オゼルは9セーブ

[フランス1部 第3節] トゥールーズ 0-1 リール/2026年9月3日/スタジアム・ド・トゥールーズ

 フランス1部リーグ(リーグ・アン)第3節、LOSCリールがトゥールーズFCに1-0で勝利を収めた。リールでのデビュー戦となった日本代表FW上田綺世(Ayase UEDA)が途中出場から73分に決勝ゴールを決めた。フランス紙『レキップ』は、“救世主”ウエダの活躍を大きく取り上げている。

 同紙は「ベルケ・オゼルとアヤセ・ウエダのおかげで、リールがトゥールーズを驚かせた」と題し、守護神と上田の活躍を称賛した。

 リールはアウェーにてトゥールーズの猛攻を受けた。前半だけで14本のシュートを浴び、攻撃陣はほとんどチャンスを作れず。唯一の決定機も4分、イーサン・エムバペがペナルティスポット付近から狙ったものの、GKギヨーム・レステスに阻まれた。

『レキップ』は、そうした展開について「上田のゴールまでは、リールにとって悪いシナリオのすべてが揃っていた」と伝えている。

 その流れを変えたのがフェイエノールト・ロッテルダムから加入したばかりの日本代表ストライカーだった。

 元フランス代表FWオリヴィエ・ジルーに代わってピッチに入ると、73分、ロマン・ペローが左サイドからクロス。負傷したレステスに代わって出場したGKマティス・ニフロールが十分に弾き切れず、上田が反応する。最初のシュートは止められたが、跳ね返りをヘッドで押し込みゴールネットを揺らした。

 今夏リールに加入した上田にとって、これがリーグ・アン初出場での初ゴール。チームを勝利に導く決勝点になった。

 もう一人の立役者がGKベルケ・オゼルだった。

『レキップ』は「リールはたわんだものの折れなかった」と表現。26歳のトルコ代表GKはリーグ・アンで自身最多となる「1試合9セーブ」を記録した。トゥールーズは3分にクリスティアン・カセレスのシュートがクロスバーを叩くなど攻め続け、試合を通じて3.41のxG(ゴール期待値)を記録。それでもオゼルの牙城を最後まで崩せなかった。

 リールはリーグ・アンのアウェーゲームで8連勝と、クラブ記録を更新。リーグ史上ではマルセイユの9連勝に次ぐ記録だという。

 数日後には、UEFAチャンピオンズリーグ初戦のレアル・ベティス戦を迎える。ジルーとの交代でチャンスを得た上田が新天地での初陣で、いきなり強烈なインパクトを残した。

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