高木善朗が現役引退「ここまでサッカーができて本当に幸せ」。新潟のJ1昇格にも貢献
新潟の高木善朗。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
東京V、ユトレヒト、清水などでもプレー。9月13日の山形戦で引退セレモニー
J2リーグのアルビレックス新潟は9月4日、2025シーズンまで所属したMF高木善朗(Yoshiaki TAKAGI)が現役を引退すると発表した。現在は33歳。今後の進路は未定で、決まり次第改めて発表される。
神奈川県出身の高木は東京ヴェルディの育成組織で育ち、2010年にトップチームでJリーグデビュー。その後、オランダ1部FCユトレヒトに移籍し、海外でのプレーも経験した。
帰国後は清水エスパルス、東京Vを経て、2018年に新潟へ加入。2021シーズンにはJ2リーグ42試合・10得点を記録し、翌2022シーズンも32試合・9得点。新潟のJ2優勝とJ1昇格に貢献した。
2025シーズンまで新潟でプレーしたあと、BGパトゥム・ユナイテッドFC(タイ)に所属。国内ではJ1通算70試合・3得点、J2通算309試合・44得点を記録した。エールディヴィジで34試合・1得点、タイ・リーグ1で12試合・1得点を残している。
高木は引退にあたり、次のようにコメントした。
「このたび、現役引退を決断いたしました。
サッカーは大好きです。しかし、プレーヤーとしては気持ちの面でやり切ったと、清々しく感じています。ここまで関わってくださったすべての皆様のおかげで、今の自分があります。出会いに恵まれたサッカー人生だったと、心から感謝しています」
古巣それぞれへの思いも明かした。自身のルーツである東京Vのサポーターには、クラブを離れたあとも育成出身選手として応援してもらったことに感謝。清水時代については「チームに貢献できなかったという悔しい思いが残り」と率直に振り返っている。
そして、2018年から長く在籍した新潟への思いを次のように綴っている。
「自分が加わった2018シーズンからJ2での戦いとなり、苦しい時期を経てJ1昇格を掴み取るなど、さまざまな経験を共にしました。クラブの名前以上に、新潟という地域を背負って戦ってきたと振り返っていますし、常にサポーターの皆さんと一緒にピッチで戦ってきたという思いが強いです」
高木は大ケガからの復帰を支えてくれた新潟の人々にも感謝した。妻や二人の子どもについても触れ、「自分がサッカーを通じて見せてきた姿から何かを感じ取って、これからの人生に活かしてほしいと、父として願っています」と語った。
最後は、プロサッカー選手として歩んできたキャリアを、こう締めくくった。
「ここまでサッカーができて本当に幸せでした。ありがとうございました」
新潟は9月13日に行われるJ2リーグ第6節モンテディオ山形戦で、高木の現役引退セレモニーを実施する。17時45分頃からスタジアム内Wスタンド前で、高木本人が来場者にあいさつする予定だ。
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