【徳島】カカ移籍金未払い、FIFAが「ほぼ全面的」に主張認めコリンチャンスに支払い命令。現在はCASで審理
徳島ヴォルティスのエンブレム。(C)SAKANOWA
ブラジル名門が上告、徳島は「裁定結果を待っている状態」
J2リーグの徳島ヴォルティスは9月25日、ブラジル人DFカカ(Cacá)の移籍を巡るSCコリンチャンス・パウリスタとの問題について、国際サッカー連盟(FIFA)が徳島側の主張をほぼ全面的に認め、コリンチャンスに支払いを命じる裁定を下していたと発表した。現在はスポーツ仲裁裁判所(CAS)で審理されている。
カカは2021年、徳島に加入。2024年3月8日から同年12月31日までコリンチャンスに期限付き移籍し、契約で定められた条件を満たしたため、その後、完全移籍に移行した。
しかし徳島によると、設定されていた移籍金が支払われず、クラブはコリンチャンスと接触して解決を目指してきたものの、明確な対応がなされなかったという。このため今年4月3日、FIFAにコリンチャンスを提訴。4月23日にその事実を公表していた。
今回、その後の経過が明らかになった。
徳島によると、FIFAは5月26日、「ほぼ全面的に徳島ヴォルティスの主張を認める形」で、コリンチャンスに支払いを命じる裁定を下した。一方、コリンチャンスはこの裁定を受け入れず、7月24日に上級審にあたるCASに上告。現在はCASで審理が続いている。
徳島は現状について、次のように説明している。
「裁定結果を待っている状態であるため、これ以上のことをお伝えすることができずに申し訳ございませんが、ご理解のほどお願いいたします」
さらにファン・サポーターに向けて、「徳島ヴォルティスに関わる皆さま、ファン・サポーターの皆さまには引き続きご心配をお掛けしておりますが、クラブへの変わらぬご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします」と呼び掛けている。
徳島がFIFAへの提訴を公表してから約5か月が経過した。FIFAは徳島側の主張をほぼ全面的に認めたものの、コリンチャンスの上告によって争いの場はCASに移っている。最終的な裁定が待たれる――。
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