“令和版GKチャージ” 吉田湊海のゴールがVARのチェックで取り消し。鹿島対G大阪

鹿島の吉田湊海。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

ボールキープで伸ばした腕が、キャッチングを妨害したと判断か

[J1 第9節] 鹿島 – G大阪/2026年10月9日19:00/メルカリスタジアム

 J1リーグ第9節、鹿島アントラーズ対ガンバ大阪の一戦で、前半に吉田湊海がゴール前の混戦からねじ込んだゴールが、VARのチェックを経たオンフィールドレビューの末、吉田のファウルにより取り消される一幕があった。

 37分、鈴木優磨の右クロスをゴール前で柴崎岳がつなぐ。一森純がボールをこぼしたところを、詰めていた吉田が体を入れて押し込んだ。

 しかし、VARのチェックを受けて主審はオンフィールドレビューで映像を確認。吉田がボールをキープしようと左腕を伸ばした際、キャッチしようとする一森の左腕の動きを妨げたようにも映った。

 現代の競技規則に「キーパーチャージ」という反則はない。主審は吉田がGKのキャッチング動作を腕で妨げたとして、「不用意なチャージ」によるファウルと判断したとみられる。

 一森が先にボールをこぼして態勢を崩していたこともあり、吉田は自らの間合いにあったボールを収めたと言えた。ただ、複数のアングルからの映像を確認し、主審は得点を認めなかった。ビデオチェックにより、GKの腕を伸ばしてのプレーを妨害したと判定した――ある意味、“令和版ゴールキーパーチャージ”と言えたか。

 試合は前半アディショナルタイム、広瀬陸斗のクロスにレオ・セアラが合わせ、中谷進之介との競り合いを制しゴールネットを揺らした。

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