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安部裕葵が親善試合でバルサトップデビュー!約15分攻撃にアクセントを加える

バルセロナのトップチームででデビューした安部裕葵。(C)FC_BARCELONA/(C)FCB

カルタヘナの水害被害のチャリティマッチで。

 FCバルセロナは11月13日、水害被害に遭ったFCカルタヘナとのチャリティマッチに臨み、安部裕葵(前・鹿島アントラーズ)が75分からピッチに立ち、トップチームデビューを果たした。国際Aマッチ期間のため多くの主力選手が不在で、バルセロナBから多くの選手が招集された。そして親善試合ではあったものの、日本人選手として初めて、バルサのトップで試合に臨むという大きな一歩を踏み出した。

 バルセロナの公式サイトによると、スタメンは次の11人。

ネト
ジェラール・ピケ
ウスマン・デンベレ
カルレス・アレニャ
セルジ・ロベルト
ジュニオール・フィルポ
リカルド・プーチ
カルラス・ペレス
ダニエル・モレル
ロナルド・アラウホ
サベリオ

 バルセロナが試合をコントロールするなか、カルタヘナもチャンスを作り出して、前半はスコアレスで折り返す。そして64分、カルラス・ペレスのゴールでバルサが先制に成功する。

 すると75分、そのカルラス・ペレスと代わって、安部がピッチに立つ。トップチームでは、これが実戦初出場。安部は右MFでスタートし、その後、左サイドにも移って攻撃を展開。持ち味であるドリブルで切れ込み、スペースに積極的に顔を出してパスを引き出すなど、攻撃にアクセントを加えて躍動した。

 そして試合終了間際、アレハンドロ・マルケスが2点目をマーク。カルタヘナの健闘も光るなか、バルセロナが2-0の勝利を収めた。

 一方、次の選手は国際Aマッチ期間の代表チームへの活動に臨んでいるため不参加だった。

テア・シュテーゲン
セルヒオ・ブスケツ
ジャン=トレール・トディボ
アルトゥール
ルイス・スアレス
リオネル・メッシ
クレマン・ラングレ
ムサ・ワゲ
アントワーヌ・グリーズマン
フレンキー・デ・ヨング
アルトゥーロ・ビダル

 加えて、ネウソン・セメド、ジョルディ・アルバ、、イバン・ラキティッチは、負傷によりリハビリ中。サミュエル・ユムティティもバルベルデ監督の判断により欠場している。

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[文:サカノワ編集グループ]