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元日本代表アギーレ監督のJリーグ就任は「なし」。母国モンテレイで指揮へ

日本代表でのアギーレ監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

今週末にも正式決定、2001年以来の母国復帰に。

 その去就が注目されていた現在フリーのハビエル・アギーレ元日本代表監督だが、母国メキシコのCFモンテレイの新監督に就任することが確定した。スペインメディア『マルカ』によると、12月13日にも正式発表されるということだ。

 61歳のアギーレ氏は先月、アメリカのスペイン系メディア『TUDN』のインタビューで、次の仕事について、アメリカとカナダで行われるメジャーリーグサッカー(MLS)、スペインリーグ、Jリーグから打診を受け、その中で検討していると明かしていた。

 しかし、その時点では「選択肢」から外していたものの、アントニオ・モハメド監督が11月25日に退任したモンテレイからオファーが届き受諾した。2001年までCFパチューカを率いて以来の母国復帰になる。

 地元メディアによると、年俸はメキシコ史上最高額となる出来高を含め400万ドル(約4億1500万円)で2年契約だと報じている。ただ、別媒体では100万ドル(約1億2000万円)、あるいは3年契約とも言われている。

 2019-20シーズン途中からCDレガネスを率いたアギーレ氏は、最終節で優勝したレアル・マドリードと引き分けるなど猛烈なラストスパートを見せたものの、チームは勝点1足りず降格に。そのまま契約満了に伴い退任していた。

 最近ではMLSのロスアンジェルス・ギャラクシーが最有力候補に挙がっていて、アギーレ氏は「これまでに面談を行っています。さまざまな噂がありましたが、直接話し合ったのは2つです。行くことになれば来年1月になります」と語り、MLSは監督交代が少なく、長期ビジョンでチーム作りを進められるところに魅力を感じていた。

 またJリーグやスペインでの指揮については、「日本では2チームから話をいただきました。それにスペインで生活していますし、ここでも待っています。あまり人気はありませんが、みんなが私のことを知ってくれています」とも語っていた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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