【FC東京】浦和レッズの“癖”を見抜き攻略「ボールサイドに寄ってくる」松橋監督が明かした勝負の綾“ショートパス”

FC東京の松橋力蔵監督。写真:手塚大介/(C)Daisuke TEZUKA

遠くを意識しすぎ、「むしろ近くの優位性を上手く使い切れていなかった」

[J1 第9節] FC東京 3–0 浦和/2026年10月10日15:00/味の素スタジアム

 J1リーグ第9節、FC東京が長倉幹樹の圧巻となる古巣相手の1得点・2アシストの活躍で、浦和レッズに3-0の快勝を収めた。FC東京はリーグ4連勝、公式戦11試合負けなし。

 FC東京の松橋力蔵監督は試合後の記者会見で、浦和のプレッシングを想定していたなか、「彼らのウィークポイントでどのようにしっかりボールを握り返し、そこを経由してオープンな展開に持って行きたいか」と狙いを持って試合に臨んだという。

「前半もできてはいましたが、後半は左サイドでよりクリーンな形を作るか。ボールサイドにレッズさんが寄って来るという情報を伝えていたなか、長いボールを使うことでのサイドチェンジや背後など遠くを見ることで、むしろ近くの優位性を上手く使い切れていませんでした。そこを経由することで、相手の2枚目、3枚目が出てきたときに空くスペースを狙っていきました」

 むしろ、前半に見せていたマルセロ・ヒアンへのラフなフィードがジャブのように効き、後半はショートパスの活用から打開につなげていった。

「ショートパスをしっかりテンポよく、流れを切らずにつなぐようにと整理しました。守備のところでは、最終ラインの間を切るようにランニングしてくるシャドーをしっかり警戒できているかを確認し、そのなかで後半に入りました。そこでショートパスによって少しリズムをつかめたかなと思います。ただし、まだまだです。もっと精度を高めていきたいです」

 松橋監督はそのように、前半から後半にかけての修正点と勝負の綾を振り返った。

 結果的には、後半に構成を変更した浦和の中盤に対し、FC東京が主導権を握り、3ゴールにつなげた。指揮官の意図を体現した選手たちのパフォーマンスも見事だった。

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Posted by 塚越始