【FC東京×浦和】なぜオンフィールドレビューまで実施? 3人にハンドの可能性か、PK判定を巡るVAR介入の背景

浦和の金子拓郎。写真:手塚大介/(C)Daisuke TEZUKA

ショルツ、金子拓郎よりも先に――

[J1 第9節] FC東京 – 浦和/2026年10月10日15:00/味の素スタジアム

 J1リーグ第9節、FC東京対浦和レッズの一戦、前半30分にハンドによるPKの可能性を巡ってVARが介入し、主審によるオンフィールドレビューが実施された。最終的には、守備側のアレクサンダー・ショルツよりも先に、攻撃側の金子拓郎にハンドがあったと判定された。

 VTRを見る限り、金子が先に腕を使ってボールをコントロールしているのは明らかだった。では、なぜオンフィールドレビューまで実施されたのか。

 この場面をさらに遡ると、金子の腕にボールが触れる直前、競り合っていたFC東京のバングーナガンデ佳史扶が伸ばした手にも、ボールが当たっているように見える。

 ショルツのハンドだけでなく、バングーナガンデのハンドについても確認していたと見られる。ただし、仮にハンドの反則があったとしても、ペナルティエリア内だったかどうかは微妙な位置だった。

 スタジアムの電光掲示板には、ハンドによるPKの可能性をチェックしていると表示された。また、映像も金子のハンドをより強調するように繰り返し再生されていた印象だった。

 つまり、バングーナガンデ、金子、ショルツの3人にハンドの可能性があったため、オンフィールドレビューが実施されたとも考えられる。

 ただ実際にどのプレーを確認していたのか。やや分かりにくいジャッジとなった。結果的には、そもそも金子のハンドのファウルで、オンフィールドレビューまで時間をかけて行わなくても良かったのでは? という印象を与えた。

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