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【浦和】キャプテン関根貴大が語った「あのフワッとした感覚」。クラブW杯 リーベル戦へ戦闘モードに

リーベル戦に向けた練習に臨む浦和の関根貴大。(C)URAWA REDS

「実力どうこうというよりは、そこの気持ちの持ちようが大きな割合を締めるかなと」

[米国クラブW杯 E組 GS1節] 浦和 – リーベル/2025年6月18日4:00(現地17日12:00)/ルーメン・フィールド(シアトル)

 クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)グループステージ(GS)第1戦、J1リーグ浦和レッズのキャプテン関根貴大が6月16日、翌日のリーベル・プレート戦に向けて抱負を語った。

 関根は2023年のサウジアラビアで開催された7チーム参加によるクラブW杯にも出場している。初戦でメキシコ代表のクラブ・レオンにアレックス・シャルクのゴールで1-0の勝利を収めている(そのあとマンチェスター・シティ、アル・アハリSCに敗れて4位に終わる)。

 浦和のキャプテンは当時を思い出して、次のように試合の立ち上がりの“雰囲気=空気”を重視していた。

「23年のクラブ・ワールドカップ初戦のことはすごく覚えています。相手がフワッとしていたゲームで、そこで隙が生まれていました。だから逆に、僕らがそのような雰囲気を作ってしまってはいけないと感じています。

 スタメンで出る11人にそのことを伝えたいし、最初の5分、10分がカギになるので、そこで相手に『こんな程度か?』と思わせるのではなく、『こいつらちょっとやるぞ』と思わせるかで、そこからの戦い方が絶対に変わってきます。そこの雰囲気づくり、試合の入り方は伝えたいと思います」

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 浦和が世界にインパクトを与える。その一歩を刻みたい。

 関根は「いい雰囲気で試合に入れるかどうか。自分たちの良さを出して行けるかが大事なので、実力どうこうというよりは、そこの気持ちの持ちようが大きな割合を締めるかなと思います」と気持ちを引き締めていた。

Posted by 塚越始