中村俊輔、李忠成が「右足」で決勝点…過去ベトナムに3戦全勝│日本代表
中村俊輔は2007年のアジアカップ・ベトナム戦でゴールを決めている。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
アジアカップ準々決勝は8年ぶりの対戦。レフティ堂安律がキーマンに?
[アジアカップ 準々決勝] 日本 – ベトナム/2019年1月24日/アルマクトゥーム・スタジアム
アラブ首長国連邦(UAE)で開催中のアジアカップ、日本代表がベトナム代表と準々決勝で対戦する。
過去の対戦成績は、日本の3戦全勝。アジアカップでの対戦は2007年大会以来、二度目になる。
対戦結果は次の通り。
▽1973年5月20日
ワールドカップ予選
日本 4-0 南ベトナム
▽2007年7月16日
アジアカップGS3節
日本 4ー1 ベトナム
得点者:巻誠一郎②、遠藤保仁、中村俊輔
▽2011年10月7日
キリンチャレンジカップ
日本 1ー0 ベトナム
得点者:李 忠成
イビチャ・オシム監督のもと臨んだ2007年のアジアカップグループステージ最終3節での一戦、日本は開始早々にオウンゴールで先制点を与えてしまう。しかし巻、遠藤のゴールで逆転に成功。それでもベトナムの手堅い守備とカウンターに苦しめられる。
迎えた53分、パスを敵陣で回し続けると、最後は中村俊輔が右足で豪快にミドルを突き刺して3-1に。相手に与えたダメージは大きく、その6分後、巻がこの試合2点目を決めて、日本が4-1で勝利を収めた。
また、2011年のホームズスタジアム神戸(当時)で行われたキリンチャレンジカップでは、24分、長谷部誠のスルーパスから藤本淳吾のクロスに、李が右足で合わせて先制点を奪取。これが決勝点となって、アルベルト・ザッケローニ監督の率いる日本が1‐0の勝利を収めている。
中村、李と2試合連続で、レフティが右足で決勝ゴールを決めている。ということは(二度あることは……)。8年ぶりとなる今回の決戦で、もしかすると唯一の左利き、堂安律がキーマンになるかもしれない?
文:サカノワ編集グループ