ベジクタシュ香川がインタビューに登場「いいスタートを切れた」
香川が初日の練習後、さっそく「ベジクタシュTV」に登場。写真はスクリーンショット
イスタンブールでの熱烈な歓迎を受けて、「期待に応える」。
ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムントからトルコリーグ1部のベジクタシュJKに期限付き移籍した香川真司が2月1日、チームの練習にさっそく合流した。その後、さっそくクラブが運営する「ベジクタシュTV」に登場。次のようにインタビューで決意を語った。
「(初練習を終えて)いいスタートを切れました。みんなも温かく迎え入れてくれて、とてもいい1日を迎えられました」
香川はそのように手応えを得たという。練習中は「イスタンブールやベジクタシュのことなど、非常にポジティブな話をできました」と、良い雰囲気のなかで取り組めたそうだ。
ベジクタシュは昨夏にも香川の獲得に乗り出していた。その熱意を知っていた香川は、今回、チームの戦いぶりもチェックしたうえで、移籍を決断したと明かした。
「オファーをもらった時から試合を観ていて、何よりホームゲームでのスタジアムの雰囲気の素晴らしさ感じていました。ホームゲームはとても楽しみにしています。トルコに来てから非常に多くの人が歓迎してくれました。彼らの期待に応えられるように、一つでも上の順位で終われるように、本当に楽しみにしています」
トルコは、東洋と欧州の生活や文化がちょうど織り交ざるオリエンタルランドと言われる。日本とドイツの感覚を香川が上手く発揮できる、楽しみなステージでもある。
1月31日の移籍期限ギリギリで決定したトルコ行き。「ベジクタシュ 香川真司」が一歩目を踏み出し、次なる目標――公式戦のピッチを踏むことに、照準を合わせた。
文:サカノワ編集グループ