初先発なるか香川「一緒にダービー戦いましょう」とベジクタシュのファンへ呼びかける
香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
日本時間の深夜、フェネルバフチェとイスタンブールダービー。
[シュペル・リグ 23節] ベジクタシュ – フェネルバフチェ/2019年2月25日21:00(日本時間26日3:00)/ボーダフォン・アリーナ
ベジクタシュJKが今夜、フェネルバフチェSKとの「イスタンブールダービー」に臨む。ベジクタシュはトップ下の主力であるセルビア代表のリャイッチが出場停止のため、香川真司の移籍後初先発の可能性が高まっている。試合は現地時間21時、日本時間の26日午前3時開始。
香川は1月31日、ボルシア・ドルトムントから今季末までの期限付き移籍で加入した。その後、2月3日のアンタルヤ・スポル戦から3試合連続で途中出場し、チームは3連勝中。また香川自身も、8分(2得点)、24分、28分と徐々に出場時間を伸ばしてきた。
香川は試合前日、SNSのツイッター(アカウントは @S_Kagawa0317 )を更新して、フェネルバフチェ戦の日程を”告知”するとともに、トルコ語で「ダービーマッチ、一緒に戦いましょう」とファンへメッセージを届けている。
設立から100年以上の歴史を誇るベジクタシュ、フェネルバフチェ、そして長友佑都の所属するガラタサライSKの対戦は「イスタンブルダービー」と称され、スタジアムは世界屈指とも言われる熱狂的な雰囲気に包まれる。また、目下首位の新興バシャクシェヒルFK、カシムパシャSKもイスタンブールをホームにしている。
フェネルバフチェは15位に低迷し、先日はヨーロッパリーグの「ラウンド32」でロシアのFCゼニト・サンクトペテルブルクに敗れた。それだけに、今回のダービーで低迷打破へのキッカケを掴もうと乗り込んでくるだろう。
香川の初先発はなるか、そしてホームのファンにゴールを届けられるか。香川にとっても楽しみな一戦を迎える。
文:サカノワ編集グループ