神戸ベンゲル招聘に世界が衝撃!ドイツ紙は「ポルディのクラブがスター監督にロックオン」
神戸のポドルスキ(左)と浦和の槙野智章(右)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
アーセナル時代の師弟関係が日本で復活か。
前アーセナル監督のアーセン・ベンゲル氏に、ヴィッセル神戸が監督就任のオファーを掲示したと、5月25日に『Goal.com』ポルトガル語版や『Spox』が報じたことを受けて、ドイツのスポーツ専門紙『シュポルト・ビルド』も、このニュースを大々的に報じた。
同紙は、神戸でプレーするルーカス・ポドルスキの写真とともに、「日本の冒険? ポルディのクラブがスター監督にロックオン」と題したレポートを掲載。「ポルディの所属するヴィッセル神戸は現在危機にある」などチーム状況を伝えたうえで、ベンゲル招聘に動いていると伝えている。
「年俸は400万ユーロ(約4億9000万円)。2021年終わりまで2年半の契約を提示」というすでに伝えられている条件面などを紹介している。さらに、2017-18シーズンを最後にアーセナルの監督を退いたあと、「ベンゲルは再び監督としてベンチに戻ることをイメージできているとも語っていた」とコメントも紹介している。
一方、「20年前にベンゲルは日本で名古屋グランパスを指揮していて、彼は日本語を話せるのでコミュニケーションの面でも問題ない」と、やや適当な情報も書かれていた(通訳は必要だ)。
フランス出身のベンゲル氏1949年10月22日生まれの69歳。1995年から96年まで名古屋を率いて天皇杯制覇を達成。その後、1996年から2018年までアーセナルFCを率いて、ひとつの時代と「アーセナルブランド」を築き上げた。
2013年には「さいたまシティカップ」で来日し、埼玉スタジアムで浦和レッズ戦と対戦。当時アーセナルに在籍していたポドルスキが左足でゴールを決めるなど、アーセナルが2-1の勝利を収めている。当時の師弟関係が日本で復活する可能性も出てきた。
また、ヨーロッパリーグ決勝のアーセナル対チェルシーがアゼルバイジャンのバクーで5月29日に行われる。しかし、ベンゲル氏は「先約がある」と言って現地に赴かないことを明言していた。
これは契約交渉のためか……。楽天グループの三木谷浩会長がやはり直接交渉に乗り出しているのか!? 世界中が注目するサッカー界のニュースに発展してきた。
文:サカノワ編集グループ