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フランクフルト初陣、長谷部が決勝点の起点!鎌田も途中出場

フランクフルトの長谷部誠。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ヨーロッパリーグ予選、エストニアのアウェー戦で2-1勝利を収める。

[EL予選 1st] フローラ 1-2 フランクフルト/2019年7月25日/ア・ル・コック・アレーナ

 ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトが7月25日、2019-2020シーズン初陣となるヨーロッパリーグ(EL)予選、FCフローラ・タリンとのファーストラウンドに臨み、2-1の勝利を収めた。長谷部誠は最終ラインの一角で先発フル出場し、71分のデヤン・ヨヴェリッチの決勝点の起点となるパスを放った。また、ベルギー1部のシント=トロイデンVVからレンタル復帰した鎌田大地も64分から途中出場して、勝利に貢献している。

 新シーズン最初の公式戦は、エストニアの首都タリンへの遠征に。キャプテンのダビド・アブラーム、GKフェリックス・ヴィートヴァルトに続いて、長谷部は3番目に入場してきた。

 試合は”金星”を狙うフローラの激しいプレスに、フランクフルトが苦しまされる。そのなかで24分、ルーカス・トロの左足の鮮烈なミドルで先制に成功。しかし34分、一瞬の隙を突かれて同点に追いつかれ、その後は攻め続けたものの崩し切れない。

 それでも71分、最終ラインの右サイドに出た長谷部が縦パスを放つ。これを受けたダニー・ダ・コスタのクロスを元セルビアU-21代表のヨヴェリッチがヘッドで叩き込み、このゴールが決勝点となった。

 フランクフルトのアディ・ヒュッター監督は試合後、「何よりも、この試合は勝つことが重要でした。60分からの変更が効きました。結果的に、相手のチャンスに悩まされたのは1、2回程度だったのではないでしょうか。とはいえ、まだまだ改善の余地はあり、(コンディションは)75パーセントから80パーセント程度といったところです。何よりファンの声援が、あの過ぎ去ったシーズンの感情をさっそく呼び覚ましてくれました」と振り返った。まずはしっかりと「結果」を残して、フランクフルトに帰ることに成功した。

 ホームでの第2戦は8月1日に行われる。

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[サカノワ編集グループ]

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