バルセロナのバルベルデ監督がプレシーズン総括「満足している」
日本で”デビュー”したバルセロナのグリーズマン。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
日本、アメリカへの遠征を経て、日本時間の明日リーガ開幕!
新シーズンに向けて日本とアメリカへの遠征を行ったスペイン1部リーグ(リーガ・エスパニョール)FCバルセロナのエルネスト・バルベルデ監督が8月15日、プレシーズンを総括するとともにアスレティック・ビルバオとの開幕戦に向けた抱負を語った。クラブの公式サイトで動画が配信され、公式ツイッター( アカウントは @FCBarcelona_es など)にそのコメントが掲載された。
バルセロナは2019-2020シーズンに向けて、日本でのチェルシーFC(●1-2)、ヴィッセル神戸(〇2-0)との「楽天カップ」を実施。アントワーヌ・グリーズマンの実戦デビューなどで話題を集めた。さらに鹿島アントラーズから安部裕葵の4年契約での獲得にも成功。また、楽天社がユニフォームの胸スポンサーを継続。日本へのマーケット拡大をより具体的に、一気に進めたプレシーズンにもなった。
バルベルデ監督はこのプレシーズンについて、「チームはこのプレシーズン、よくやってくれました。幸せです、満足しています」と総括し、一定の成果は収められたと手応えを掴んでいた。
「私たちの目標は、昨シーズン達成したことを再び実現することです(リーグ連覇)。もちろん勝ち続けるのは難しいことだと分かっていますが、達成してみせます」
そのようにプレッシャーを跳ね除けて、まずはリーグ連覇を果たすことを目標に掲げた。
そしてビルバオとのリーグ開幕戦に集中しているという。
とはいえ……「サンマメス(敵地)で開幕を迎えるのは非常に難しいことです。アスレチック・ビルバオのポテンシャルは十分把握しています。彼らは昨シーズンのダイナミズムをキープしています(昨季はリーガ8位)。私たちは集中することが求められます」と警戒していた。ここで勝利を収められれば開幕スタートにも成功できるか。
安部は1年目になる今シーズン、バルサBでプレーすることが基本線になっている。
バルセロナはビルバオ戦のあと、8月25日(日本時間8月26日4時)の2節にホーム開幕戦、レアル・ベティスと対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]