【日本代表】10年に一度だ!長友佑都が2009年以来のゴール
南野拓実(9番)らとともに、長友佑都(5番)が、実に国際Aマッチ10年ぶりに決めた!写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
過去3ゴールは2008、2009年の岡田ジャパン時代。
[カタールW杯 アジア2次予選 F組2節] 日本 6-0 モンゴル/2019年10月10日/埼玉スタジアム2〇〇2
カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のグループF・2節、ホームの日本代表がモンゴル代表から、南野拓実、吉田麻也、長友佑都、永井謙佑、遠藤航、鎌田大地とゴールを奪い、6-0で勝利を収めた。
立ち上がりから敵陣でのワンサイドゲームとなるなか、22分に伊東純也の右サイドからのクロスを南野が合わせて先制に成功する。このゴールを皮切りに、29分にセットプレーから吉田、 33分に長友、40分に永井と加点。
後半に入ると、56分、中島のコーナーキックに遠藤がヘッドで合わせて5点目。そして82分、遠藤のミドルをGKが弾いたところ、鎌田がヘッドで押し込み日本代表での初ゴールを記録した。被シュートを「ゼロ」に抑えて、日本が6-0で勝点3を積み上げた。
なかでも、長友の国際Aマッチでのゴールは、実に2009年10月8日のカタール・アジアカップ予選の香港代表戦(〇6-0)以来、実に10年ぶり。通算4ゴール目だ。
この試合、長友は4-2-3-1の左サイドバックで先発出場。2-0で迎えた33分、南野とのワンツーで右サイドをえぐった伊東がクロスを放つ。ボールはファーサイドまで流れると、フリーで走り込んでいた長友がしっかりとボールをミートして、モンゴルのゴールネットを揺らしてみせた。
ちなみに、長友が決めている他の2ゴールは、2008年11月13日のキリンチャレンジカップのシリア代表戦(〇3-1)、2009年のキリンカップサッカーのベルギー代表戦(〇4-0)。
いずれも岡田武史監督のもとで決めたものだった。
今回、日本代表でのキャリア11年目、33歳にしてW杯予選初ゴールを奪取。カタールに向けたホームでの初陣、日本をけん引してきた男が、一つ「結果」を残した。
森保監督は試合後、「選手たちは相手に合わせることなく、アグレッシブに戦ってくれた」と、その姿勢をたたえた。
日本はこの試合のあと、同予選2連勝中のタジキスタン代表(同115位)と15日にアウェーで対戦する。
関連記事:「久保建英ロス」カスティージャの今、ラウル監督が困っている
[文:サカノワ編集グループ]