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初得点など久保の大活躍にマジョルカ監督「大きな力を持っているが重荷を背負わせすぎてはいけない」

久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ビジャ・レアルにホームで3-1勝利。全ゴールに絡む。

[スペイン1部 13節]マジョルカ 3-1 ビジャ・レアル/2019年11月10日/エスタディ・デ・ソン・モイシュ

 RCDマジョルカのMF久保建英がビジャ・レアル戦、2-1で迎えた53分、ミドルレンジから左足のシュートを突き刺し、スペイン1部リーグ(ラ・リーガ)初ゴールを決めた。さらにドリブル突破から先制点につながるPKを獲得し、ワンツーからもオフサイドラインを打開して2点目のPK奪取にもつなげるなど、チームの全得点に絡む活躍を見せた。

 レアル・マドリードから期限付き移籍でプレーして3か月、待望の初ゴールを決めて、さらにチームに貴重な勝点3をもたらした。マジョルカのビセンテ・モレノ監督は試合後の公式記者会見で、次のように久保を評価した。

「久保は大きな力を秘めた素晴らしい選手で、さらに良くなるはずです。ただし、彼に超過するような重荷を背負わせることは避けなければいけません」

「もちろん彼はこの試合に大きく貢献しましたが、さらに順応しなければいけません。彼は成長するなかで今日大きな仕事をし、重要な役割を担いました」

 その18歳の日本代表MFは、65分という早い段階で交代をしたが、その理由について指揮官は「相手が選手交代をしようとしていたので、先に刺激を与えるためでした」と説明した。

 何よりビジャ・レアルからの勝利により自信を深めた。モレノ監督は「簡単なことではありませんでした。技術的、フィジカル的にも能力が高く、4人のスペイン代表クラスの選手がいただけに、この勝利には満足しています」と、確かな手応えを得ていたようだ。

 久保はリーガ10試合1得点・1アシスト。マジョルカは4勝2分7敗(12得点・19失点)で、暫定16位に浮上している。

関連記事:久保がマジョルカでの3か月と今後を語る「最初は気候の違いなど戸惑った」

[文:サカノワ編集グループ]

Topics:RCD Mallorca 3-1 Villarreal .Takefusa KUBO scored scored his first goal!

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