神戸が元ドイツ代表FWマリオ・ゴメス獲り! クラブが本人とコンタクトか
神戸のイレブン。ここに今度は元ドイツ代表のエースストライカーが加わる!? 写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
移籍専門サイトが伝える。シュトゥットガルトはコーチ就任を打診しているが…。
J1リーグのヴィッセル神戸が元ドイツ代表ストライカーのFWマリオ・ゴメスを獲得か――。
移籍専門サイト『フスバル・トランスファー』は11月20日、現在ブンデスリーガ2部のVfBシュトゥットガルトでプレーする元ドイツ代表FWマリオ・ゴメスの獲得に動いていると報じた。
記事によると、神戸がマリオ・ゴメスとコンタクトを取ったということだ。また、シュトゥットガルトでは高額年俸がネックになっており、2020年に満了を迎える契約を更新する意向はないという。一方、クラブは34歳のストライカーに、1部リーグ復帰を果たした際にはコーチ職での打診をしているということだ。本人は現役続行を希望しており、「神戸はアンドレス・イニエスタ、ダビド・ビジャ、そしてルーカス・ポドルスキといった過去のスター選手を多く獲得していて、その後釜としては最適だ」と記されている。
マリオ・ゴメスは1985年7月10日生まれ、ドイツ出身の34歳。189センチ・88キロ。その高さを生かしたダイナミックなアタックで、これまで数多くのゴールを量産してきた。シュトゥットガルトを経て、4シーズン在籍したバイエルン・ミュンヘンでは得点王に輝くなど、エースとして活躍。ドイツ代表でも78試合・31ゴールを記録している。
その後、ACFフォオレンティーナ、ベシクタシュJK、VfLヴォルフスブルクを経て、2018年に古巣のシュトゥットガルトに復帰。今季は日本代表の遠藤航とチームメイトとしてプレーしているが、これまで8試合・1得点と振るわずにいる。
確かにその高さと強さは魅力的で脅威的な破壊力を秘める。ただ近年は運動量の面で物足りず、前線で起点になることもできずにいる。果たしてJリーグにフィットできるのかは読みにくいところではある。
無論、Jリーグにはあまりいないタイプだけに重宝され、再ブレイクを果たすこともあり得る。ドイツ人のトルステン・フィンク監督の体制下、果たして本気でこのドイツ代表の元エースストライカーを獲りに行くのか!? 神戸がこのオフも「主役」になりそうだ。
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[文:サカノワ編集グループ]