香川とのダービーで岡崎が渾身の一撃「真司と刺激し合えた。俺もやらなあかんなと」
自らのゴールでアラゴンダービーを制したウエスカの岡崎慎司。※ウエスカの公式ツイッター日本語版より( アカウントは @SDHuesca_jp )
ウエスカがサラゴサに2-1勝利、3位にジャンプアップ。
[スペイン2部 21節] ウエスカ 2-1 サラゴサ/2019年12月22日/エスタディオ・エル・アルコラス
スペイン2部リーグ、SDウエスカが2-1でレアル・サラゴサとのホームでの「アラゴンダービー」を制した。ウエスカの岡崎慎司、サラゴサの香川真司は揃って先発。岡崎がまさに彼らしい身を投げ出した渾身のシュートで先制ゴールを突き刺し、ホームのサポーターを熱狂させた。一方、香川は57分での途中交代を余儀なくされた。
開始20分だった。ホームの圧倒的な声援を受けて攻め込むウエスカが左サイドをえぐってクロスを放つ。これにストライカーの嗅覚を発揮した岡崎がサラゴサDFの前に身を投げ出し、一瞬先に足で触れてシュートをねじ込む。今季4点目が、このプライドを懸けた大一番で飛び出した。
前半アディショナルタイムに同点に追いつかれたウエスカだが、69分にジョズエ・サのゴールで勝ち越しに成功。その後、サラゴサに2人の退場者が出る荒れ模様となったが、ホームチームが2-1で逃げ切ってみせた。
岡崎は試合後のフラッシュインタビューで次のように語った。ウエスカの日本語公式ツイッター( アカウントは @SDHuesca_jp )に公開されている。
「今日のアラゴンダービーはすごく興奮しました。(香川)真司との試合も久しぶりだったので、真司のプレーを見ながらすごく嬉しくなりながら、俺もやらなあかんなと、お互いに刺激し合いながら90分間戦えました」
「チームとして2連敗していたので、ここで勝ちに貢献できて、チームも素晴らしい結果を残せて良かったです。この戦いを続けて、チームがさらに(上位に)上がれるように、頑張っていきたいと思います。今年最後の試合をいい形で飾れて良かったです。応援ありがとうございました」
ウエスカは11勝2分8敗(25得点・18失点)の勝点35で前節の5位からサラゴサを抜いて3位へジャンプアップ。一方、サラゴサは9勝6分6敗(31得点・24失点)の勝点33で逆に5位へ後退した。
岡崎はリーグ18試合・4得点、香川は同17試合2得点・1アシスト。
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[文:サカノワ編集グループ]