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イニエスタ、ポルディ、香川…酒井高徳の退院を喜ぶ「お帰り、ゴートク!」

元日の天皇杯で優勝を果たし、抱き合う酒井高徳(左)とイニエスタ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

新型コロナウイルス感染発覚から約1か月。ユース時代の恩師、片渕浩一郎氏からは温かいエールが届く。

 J1リーグのヴィッセル神戸は4月25日、新型コロナウイルスの陽性反応が出たため入院していた元日本代表DF酒井高徳が退院したと発表した。

 クラブによると、3月30日にPCR検査で陽性判定が出たあと、兵庫県内の医療機関に入院。同日までに2回のPCR検査で陰性判定となり退院した。神戸は「最前線で対応にあたっている医療従事者の方々へ心から感謝申し上げますとともに、ヴィッセル神戸は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、全力で取り組んでまいります」とコメントしている。

 また、Youtubeの「VISSELチャンネル」で、神戸のキャプテンである元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタらが、酒井の退院を受けてメッセージを寄せている。

 イニエスタは日本語で「お帰り、ゴートク!」と笑顔で話したあと、「退院おめでとう。近いうちにまた会えるのを楽しみにしているよ、アミーゴ!」と呼び掛けた。また神戸のトルステン・フィンク監督は「元気になって良かった。君が回復したと聞いて嬉しいよ。また会えるのを楽しみにしています」と喜んだ。

 さらに、1月に退団したルーカス・ポドルスキ( アンタルヤ・スポル/トルコ)も登場。「元気になって本当に良かった。強くいろよ、がんばれ!ポルディより」と、異国地の地から熱いメッセージが寄せられた。

 また、アルビレックス新潟ユース時代の監督である片渕浩一郎氏(サガン鳥栖ヘッドコーチ)は次のように温かい言葉を送った。

「Jリーガーとして君が感染者の第1号だと聞いた時は正直驚きました。ただ、君が最初で良かったのかなという思いもあります。入院生活いかがでしたか。新潟ユースで3年間厳しいトレーニングをしながら、厳しい環境で寮生活をした君にとって、大したことなかったのではないしょうか。またこれから厳しい状況が続くなか、君ができることはたくさんあると思います。この経験をみんなに伝えてください。そしてJリーグが再開した時、いいゲームができるように、お互い頑張っていきましょう!」

 さらに原口元気(ハノーファー96)、香川真司(レアル・サラゴサ)、神戸の同僚である山口蛍、Jリーグの村井満チェアマンが登場。ともに力を合わせてコロナウイルスに打ち勝ち、ファンの前でサッカーする日を迎えようと呼び掛けた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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