久保建英が右足で今季3点目!マジョルカ今季アウェー初勝利
久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
2ゴールを生む――久保のファウルで得た直接FKから、ダニ・ロドリゲスが先制。乾貴士はベンチ外。
[スペイン1部 27節] エイバル 1-2 マジョルカ/2020年3月7日/エスタディオ・ムニシパル・デ・イプルーア
スペイン(ラ・リーガ)1部リーグのSDエイバル対RCDマジョルカ戦、マジョルカの日本代表MF久保建英が1-0で迎えた78分に右足で対面したディフェンダーの股を抜くシュートを決めて、今シーズン通算3点目を奪った。チームも2-1の勝利を収め、今季初めてアウェーで勝点3を獲得した。エイバルの乾貴士はメンバー外だった。
18歳の日本代表MF久保から、2ゴールが生まれた。
3試合連続でスタメン出場を果たした久保は、3-5-2の右ウイングバック気味で出場。中央、さらに左サイドまで出るなど、比較的自由にポジショニングを取って攻撃の起点役を担った。
迎えた40分過ぎ、左サイドでのドリブル突破からゴール前でファウルを受けて、直接フリーキックを獲得。これをダニエル・ロドリゲスが決めて、マジョルカが先制に成功した。
さらに78分、右サイドバックに起用されたポゾのオーバーラップから、パスを受けた久保が再び中央から仕掛けると、ポゾのサポートを受けて、右足でシュートを放つ。ボールは相手DFの股を抜けて、ポストに当たりながらもゴールネットを揺らした。
足が攣った久保は82分にキ・ソンヨンと交代に。キ・ソンヨンはマジョルカデビューを飾った。
そして試合終盤には、エイバルに1点を返されて1点差に。それでもなんとか相手のパワープレーを凌いで、貴重な勝点3を獲得した。
18位のマジョルカは7勝4分16敗(28得点・44失点)で勝点25に伸ばした。一方、エイバルは7勝6分13敗(26得点・39失点)の勝点27で16位。マジョルカがその背中をついに捉えた。
久保はこれでリーグ24試合・3得点・3アシスト。
マジョルカのメンバーは次の通り。
GK
1 マノロ・レイナ
DF
3 ルーマー・アグベニュー
24 マルティン・ヴァルイェント
21 アントニオ・ライージョ
MF
7 ポゾ
12 イドリス・ババ
14 ダニエル・ロドリゲス
20 アレクサンダー・セドラル
26 久保建英
(82分→10 キ・ソンヨン)
FW
22 アンテ・ブディミル
(72分 →11ラゴ・ジュニオール)
29 クチョ・エルナンデス
(85分 →19パブロ・チャバリア)
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[文:サカノワ編集グループ]