南野拓実のリバプールCLデビューなるか?「第1戦から大きく改善した」とクロップ監督も自信
南野拓実。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
CL連覇へ最初の難関。1-0がノルマ、勝ち抜けには2点差が必要。
[CL 決勝T1回戦 2nd] リバプール – A・マドリード/2020年3月11日(日本時間12日5:00)/アンフィールド
UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の第2戦(セカンド・レグ)、イングランド・プレミアリーグ首位のリバプールFCが、ホームのアンフィールドでスペイン1部のアトレティコ・マドリードと対戦する。南野拓実はリバプールでのCLデビューなるか。
リバプールは2月18日に行われたアウェーでの第1戦、開始早々に先制を許すとその後はボール支配率で相手を大きく上回ったものの、A・マドリードの堅い守備ブロックを崩せず。枠内シュート0本とビッグチャンスを作れず0-1で敗れた。
第2戦、リバプールは1点を奪って追いつくこと(1-0)が勝ち上がるための最低条件に。ベスト8に進むためには、2点差以上の勝利が必要だ。
リバプールのユルゲン・クロップ監督はA・マドリード戦に向けた前日記者会見で、次のように語った。
「後半の90分になりますが、我々は大きく改善していると思います。第1戦から3週間の間隔が空いて非常にいい準備ができましたし、第1戦とは大きく異なるゲームになると思います。私たちにはサポーターという味方がいて、これは大きなアドバンテージになります。ピッチ上で良いパフォーマンスを見せる必要があります」
南野はベンチスタートが濃厚か。A・マドリードの固い守備網の打開策を見出せなければ、ライン間でボールを受けられる南野が相手を引き付け、モハメド・サラーやサディオ・マネらがディフェンスラインの背後に走り込む――という構図もできるはず。
チームとしてもチャンピオンズリーグ連覇とプレミアリーグ優勝を目指すうえで、最初の正念場を迎える。ここで南野に勝利につながるゴールやアシストが生まれれば、リバプールサポーターからの信頼や評価も一気に高まる。チームとしても、南野としても、ターニングポイントの一戦となる。
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[文:サカノワ編集グループ]