久保建英がレアル・マドリードで仲良かったのは?「今もよく話しています」
久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
『アス』のインタビューに登場。いつか、サンティアゴ・ベルナベウの大歓声の前でプレーするために今があると受け止める。
スペイン1部リーグのレアル・マドリードからRCDマジョルカに期限付き移籍中の久保建英がこのほど、スペインメディア『アス』のインタビューに登場。新型コロナウイルスの感染拡大に伴いスペインリーグが中断するなか、マジョルカでの日々とレアル・マドリードのホームであるサンティアゴ・ベルナベウでプレーする目標を口にした。
ちょうど久保がマジョルカの一員として、アウェーでのレアル・マドリード戦に臨むタイミングだったことで、このインタビューに登場。久保は「楽しみにしていたというのが本音です。もちろんすべての試合が大切ですが、この一戦は特別なものでした」と本音を吐露する。
そうしたなか、昨年のプレシーズンの期間を過ごしたレアル・マドリードでの約1か月についても振り返る。そのなかで、ジネディーヌ・ジダン監督について「細かいところまで気を配ってくれるいい監督でした」と語っている。
また、マドリードにいた間、誰といることが多かったか? その問いに18歳のレフティは次のように答えている。
「特にルニンと一緒にいました。プレシーズン中にとても仲良くなって、今は二人とも出ています(ともにレンタル移籍中)。オビエドにいる彼が試合に出る時は観ています。今でも、ソーシャルメディアでよく話をしています」
そのように昨年のU-20ワールドカップでウクライナの優勝に貢献、すでにA代表デビューも果たしている(国際Aマッチ3試合)ウクライナ代表GKアンドリー・ルニンの名前を挙げている。今季はレアル・バリャドリードを経て、現在は2部のレアル・オビエドでプレーしている。
非常事態宣言が出たスペインでの現状下、久保は「できるだけ早く解決することを願っています。何より健康が一番大切です」「リーグ戦をこのあと再開できるかどうかは分かりませんが、あと11試合残っています。いつかはレアル・マドリードのユニフォームを着て、ベルナベウでプレーしたい。だからこそ、今はとても勉強になっています」と、まずマジョルカでの戦いに集中する考えを示している。
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[文:サカノワ編集グループ]