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フッキが中島翔哉のポルトに復帰!?

ACLで川崎と対戦する上海上港のフッキ(右)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「ポルトガルからオファーを受けている」というコメントから、ファンの間で議論に発展。

 Jリーグの川崎フロンターレ、北海道コンサドーレ札幌、東京ヴェルディでプレーした上海上港に所属する元ブラジル代表FWフッキがこのほど、中島翔哉の在籍するポルトガルリーグのFCポルトへの復帰を示唆する発言をして話題を集めた。しかし彼のマネージャーはその噂をすぐに否定したというが――。

 フッキは2008年に東京Vからポルトに移籍。エースストライカーとしてクラブの一時代を築き、2010-11シーズンにはポルトガルリーグで23得点(得点王)、ヨーロッパリーグで8得点を決めて、ポルトガルカップを含めた3冠達成に貢献している。その後、2012年からロシア1部のゼニト・サンクトぺテルブルク、2016年から上海上港でエースとして君臨してきた。

 34歳のフッキは今年12月に満了する上海上港との契約更新する意思がないという。元セレソンのストライカーは『ランス』のインタビューで「中国が最後になるとは思っていない。契約は更新しませんが、ブラジル、トルコ、ポルトガル、イギリス、スペイン、イタリア、ドイツなどからたくさんのオファーを受けています。中国からの提案も受けています」と述べるとともに、基本的には仲介人に選定を任せていると語っている。

 すると、この「ポルトガル」からのオファーがあるという発言によって、SNSを通じファンの間で、今なお絶大の支持を集めるストライカーのポルト復帰の可能性が論じられるようになった。タイプは異なるものの、中島翔哉の動向が不明瞭なため、補強もあるのでは? という声も上がり議論に。

 しかしポルトガルの地元メディア『A BOLA』は7月28日、ブラジル人マネージャーが『フッキのポルト復帰』の噂を否定したと伝えた。仲介人は「4シーズンで10のタイトルを掴んだポルトの経験は、素晴らしい思い出となっています」と語るとともに、今シーズンのポルトガルリーグ優勝を祝福。ポルトでの日々は、あくまでもキャリアの一つの時代と捉えているということだ。

 上海上港時代はアジアチャンピオンズリーグ(ACL)で日本勢の前に立ちはだかってきたライバルでもある。それだけに動向は気になるところだ。サラリーはかなり高そうだが、日本からの“獲得情報”は届いていないのだろうか。

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[文:サカノワ編集グループ]

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