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【ドイツ紙】内田篤人引退に「皆から愛された偉大なるシャルカーがキャリアを終える」

シャルケでの内田篤人。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「非の打ちどころのない準備を怠らない姿勢、親しみやすいキャラクター」

 J1リーグ鹿島アントラーズの内田篤人が8月20日に今シーズン限りで現役引退すると発表したのを受けて、元日本代表サイドバックが2010年から7年間にわたってプレーしたドイツ・ブンデスリーガ、シャルケ04の地元メディアである『ルール・ナッハリヒテン』もこのニュースをさっそく報じた。

 記事では『みんなから愛された偉大なるシャルカーがキャリアを終える』と題し、シャルケで2010年から2017年までプレーしたこと、クラブがさっそくSNSで内田の引退発表と、これまでの活躍ぶりを伝えるメッセージや写真を発信したことを紹介している。

 シャルケ担当記者は「内田は非の打ちどころのない準備を怠らぬ姿勢を示し、親しみやすいキャラクターで愛された。彼のお陰で、数多くの日本人がシャルケの練習場や試合に訪れてくれた」と振り返っている。

 内田は1988年3月27日生まれ、静岡県出身、32歳。176センチ、67キロ。これまでのキャリアは、函南SSS ― 函南中学校 ― 清水東高校 ― 鹿島(2006) ― FCシャルケ04(2010・ドイツ) ― 1.FCウニオン・ベルリン(2017・ドイツ) ― 鹿島(2018~)。

 ブンデスリーガ通算成績は、104試合・1得点、DFBポカール(ドイツカップ)、通算8試合・0得点、UEFAチャンピオンズリーグ31試合・1得点、UEFAヨーロッパリーグ通算9試合 ・0得点、ブンデスリーガ2部通算2試合・0得点。

 一方、鹿島での通算成績は、J1リーグ通算147試合・3得点、リーグカップ通算25試合・0得点、天皇杯通算15試合・1得点、AFCチャンピオンズリーグ24試合・3得点、FIFAワールドカップ3試合・0得点。

 内田は今月で鹿島との契約満了を迎える。8月23日のG大阪戦(19:00キックオフ/県立カシマサッカースタジアム)がホームラストゲームとなり、試合後はファン・サポーターにあいさつをする。24日にはオンラインによる引退記者会見が実施される。


写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

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[文:サカノワ編集グループ]