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中村憲剛の熱い言葉に高橋祐治が応える「ドン底にいた自分に希望」。右ヒザ負傷、全治9か月

川崎の中村憲剛 写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

前十字靭帯断裂、内側側副靭帯損傷、外側半月板後節損傷の診断。中村は「周りを信じて、頼って」。

 柏レイソルは9月1日、DF高橋祐治が8月29日のJ1リーグ13節の鹿島アントラーズ戦(●2-3)で負傷し、検査の結果、右ヒザ前十字靭帯断裂、右ヒザ内側側副靭帯損傷、右ヒザ外側半月板後節損傷により、全治約8か月から9か月と診断されたと発表した。

 鹿島戦でセンターバックとして先発した高橋だが、開始8分、キープするエヴェラウドのボールを奪いに行ったところで膝から先を挫いてピッチに倒れ込む。スタジアムが騒然とするなか、高橋は起き上がることができず、担架でロッカールームに運ばれて、12分、川口尚紀と交代していた。

 選手生命にもかかわる大ケガ。すると、この発表があると、真っ先に反応したのが、先日の清水エスパルス戦で、同様の半月板と靭帯損傷から約10か月ぶりに戦列復活を遂げてさっそくゴールを決めた、川崎フロンターレの中村憲剛だった。

 中村は自身のSNSのツイッター(アカウントは @kengo19801031 )で、次のように高橋へメッセージを送った。

「高橋選手へ 今は落ち込んでるかもしれないけれど、周りにはサポートしてくれる人たちがたくさんいます。 周りを信じて、頼って。 絶対に戻って来ることができる。 だから決して焦らずに。 手術の成功を、そしてリハビリが順調に行くことを祈ってます」

 そのように、川崎のバンディエラは「周りを信じて、頼って」とアドバイスも送っている。

 これを受けて高橋は9月2日、ツイッター(アカウントは @yujitkhs )で、次のように応えた。

「ありがとうございます。 僕が怪我をした日、 憲剛さんが復帰されてゴールも決めて、楽しそうにプレーしている姿が凄く励みになりました。 ドン底にいた自分に希望を与えていただきありがとうございます。 またピッチでお会いできる日を心から楽しみにしています」

 二人がピッチで再会を果たす時はきっと訪れるはず。高橋の復活を待ちたい。

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[文:サカノワ編集グループ]

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