武藤嘉紀がエイバルに移籍決定! 1年間ローン、乾貴士と同僚に。背番号は「12」
マインツ時代の武藤嘉紀。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ニューカッスルから今シーズン終了まで。
イングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドFCに所属している日本代表FW武藤嘉紀が9月16日、スペイン1部リーグのSDエイバルに今シーズン終了まで期限付き移籍することが正式に決定した。両クラブが発表した。エイバルでは乾貴士と同僚になり、7シーズン連続でのプリメーラ(1部)残留を目指す。
エイバルのクラブ公式サイトによると、背番号は「12」に決定。当面は個別メニューに取り組み、来週には全体トレーニングに合流する予定だという。
クラブはSNSで、武藤が契約書にサインする様子、新ユニフォーム「12番」とともに、さらにはメディカルチェックを受けているところを写真で紹介している。
武藤は1992年7月15日生まれ、東京都出身、28歳。179センチ・74キロ。これまでのキャリアはFC東京―1FSV.マインツ05―ニューカッスル。
マインツ時代は3シーズンでブンデスリーガ1部で通算66試合・20得点を記録した。そして2018年8月、900万ポンド(約11億円)の移籍金でマインツからニューカッスルに完全移籍で加入。しかしプレミアリーグではこれまで2シーズンで、プレミアリーグ25試合に出場し、わずか1ゴールしか決められずにいた。2019-20シーズンはリーグ8試合・0得点、リーグカップ1試合・1得点、FAカップ1試合・0得点。
日本代表では通算29試合・3得点。ベスト16に進出した2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)には、乾とともに出場している。
武藤はニューカッスルと2022年6月まで契約を結んでいる。イギリスメディアなどによると、今回の契約にクラブの買い取りオプションは付いていないということだ。このシーズンオフ、再びその去就が注目を集めることになりそうだ。
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[文:サカノワ編集グループ]