【G大阪2-0鹿島】遠藤保仁はベンチ外。パトリック&渡邉千真が決めた
遠藤保仁。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
G大阪今季初の4連勝、鹿島は7連勝のあと連敗――。
[J1 20節] G大阪 2-0 鹿島/2020年10月3日/パナソニックスタジアム吹田
J1リーグ20節、ガンバ大阪がパトリックと渡邉千真のゴールで、鹿島アントラーズに2-0の勝利を収めた。G大阪は今季初の4連勝。一方、鹿島は7連勝のあと2連敗。
ボール保持率では鹿島が上回るものの、ゴールを決め切れない。するとG大阪は66分、背後のスペースを突いたパトリックがPKを獲得し、自らが決めて先制する。
その後は鹿島が攻め続けるものの、古巣相手となる昌子源を中心とした4バックが壁となって阻み、ゴールを割らせない。すると90+3分、アデミウソンからパスを受けた渡邉がトドメの一撃を決めて、ホームチームが2-0の勝利を収めた。
なお、ジュビロ磐田への移籍が噂されるG大阪の元日本代表MF遠藤保仁は、ベンチ外だった。
試合後の記者会見で鹿島のザーゴ監督は「数多くのチャンスを作りながら決め切れず、PKを与えて失点してしまい、さらに攻め続けたものの取り返せませんでした。これだけ主導権を握りチャンス決められないと代償を払うものです。上位に食らいつくためにも勝点3を取りたかっただけに残念です」と悔やんだ。
一方、G大阪の宮本恒靖監督は「前半少し下がりすぎましたが、後半は上手く前に出て、奪ってから前へという展開をできました。後半は少し距離感やテンポも良い試合ができました。ゴール前での体を張った守備が1-0になってからも見られ、ヒガシ(東口順昭)をはじめ全員が頑張りを見せてくれたと思います。(PKのキッカーは)選手に任せています。彼がPKを外したことはないので、信頼をしていました」と振り返った。
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[文:サカノワ編集グループ]