【鹿島】5連勝中のザーゴ監督が指針「まず4位以内。そこから一つずつ上位へ」
鹿島のザーゴ監督。(C)KASHIMA ANTLERS
絶好調同士、C大阪と19日にアウェーで対戦!
[J1 17節] C大阪 – 鹿島/2020年9月19日18:00/ヤンマースタジアム長居
J1リーグ鹿島アントラーズのザーゴ監督が9月17日、セレッソ大阪とのアウェーゲームを2日後に控え、オンラインによる記者会見で抱負を語った。
中断期を挟んでの開幕4連敗を乗り越え、8月26日のFC東京戦(〇2-1)からリーグ5連勝を収めて順位も暫定5位までアップ。同4位の名古屋グランパスと勝点27で並んでいる。
ブラジル人指揮官はC大阪戦に向けて、「高い強度を試合の中で保っていくことが重要。加えてスピードも高め、相手のペースに合わせず、自分たちがどうあるべきか、どうするべきかを考え、継続してやっていくことが大切。勝点12差ありますが、縮めるチャンス。それをしっかり実行したい」と抱負を語った。
最近は内容を伴っての勝利を積み重ねてきている。この状況の継続こそが、難しいチャレンジになると強調する。
「一瞬の成功を収めることは比較的できますが、継続して高いレベルを継続するのは難しい。『継続していこう』と声を掛け、今週のトレーニングは非常に良く、あとはやってきたことを試合中に落ち着いてできることが重要です。点差を縮めるチャンスで、選手のモチベーションも非常に高いので、いい結果を出せると思っています」
ACL出場権の獲得圏内も目の前まで迫る。今季は3位以内、あるいは4位(1・2位チームが天皇杯優勝した場合)までチャンスがある。
「タイトルを獲りたいと言っても、それに近づくためには、まず上位4チームを目指さないといけません。ただ今の状態で1位を目指すと言っても、あまり現実味が感じられません。少しずつ徐々にそこに近づていきたい。ただ(ACLの)出場権を手に入れたい、というわけではありません。それに、決して優勝をあきらめたわけでもありません。まず4位以内に食い込んでいけば、さらに上位が見えてきます。そのためにも、あまり先は見過ぎず、この週末のセレッソに勝つこと。その目標を実行するだけです」
6連勝中のC大阪対5連勝中の鹿島――。リーグ後半戦を占ううえでも、鹿島にとっては負けられない、ただ貪欲に勝利を掴み取りに行く。
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[文:サカノワ編集グループ]