Jリーグ衝撃スキャンダル。仙台が道渕諒平を解雇、DVにより傷害罪で逮捕「重い処分を科した上で活動を継続させていた」
仙台の道渕諒平。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
2017年の甲府時代に続いて二度目の逮捕。直前の浦和戦にも先発出場。
J1リーグのベガルタ仙台は10月20日、同日発売された週刊誌にドメスティックバイオレンス(DV)により現行犯逮捕されていた事実が明らかになったFW道渕諒平を契約解除したと発表した。
クラブは「同日発売の週刊誌報道および選手の処分について」と題してプレスリリースを発表した。
内容は以下の通り。
2020年10月20日
発売の週刊誌におきまして、当クラブに所属する道渕諒平選手に関わる記事が掲載されておりました。当クラブが認知していなかった事実など、クラブの秩序、風紀を著しく乱す内容が含まれていたことから、同選手に事実関係を確認した上で、10月20日付けで契約解除を決定いたしました。
この度は、皆様にこのようなご報告をすることになりまして、深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございません。
当クラブは、記事に記載されております女性とのトラブルを8月14日に認識し、同選手の事情聴取を行い、顧問弁護士に相談して対応を進めてまいりました。その際に当人同士で解決することが望ましいと助言を受けております。同選手からは、本人の代理人となる弁護士を通じて女性と話し合い、最終的に双方合意の上で解決したとの報告が9月5日にありました。同選手から二度と同様の行為をしないとの誓約書を取り、重い処分を科した上で活動を継続させておりました。本件は、両名のプライバシーに関わり、また双方の要望があるなかで、公表を控えてまいりました。
当クラブといたしましては、本件について大いに反省し、取り組みが不十分であったことを厳粛に受け止め、今後このようなことが二度と発生しないよう、一丸となってコンプライアンスの徹底に全力で取り組んでまいります。
ベガルタ仙台のファン、サポーターの皆様、株主、スポンサーの皆様、Jリーグや各クラブの関係者の皆様に、ご迷惑とご心配をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。
株式会社ベガルタ仙台
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週刊誌の記事によると、誓約書を書いたあとも道渕による女性へのDVは続いた。8月9日には警察に通報があり、9月7日に傷害容疑で逮捕されていた。
満渕は2017年にも別の女性へのDVで同じく逮捕されていた。その際は活動停止3か月、3か月の減俸20パーセント、12月までの社会貢献活動の処分を受けていた。
仙台ユース出身でもある26歳の満渕は今季、リーグ13試合・1得点、ルヴァンカップ1試合・0得点を記録。直近のリーグ23節、浦和レッズ戦にも先発し、73分まで出場していた。
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[文:サカノワ編集グループ]