欧州デビューで1得点2アシスト、久保建英は「ここからプラスしていける」
久保建英が1得点・2アシストの大活躍!※UEFA_TVより
新天地初先発、フル出場。ビジャレアルがヨーロッパリーグ初戦、スィヴァス・スポルに5-3勝利。
[EL 1節] ビジャレアル 5-3スィヴァス・スポル/2020年10月22日(日本時間23日)/エスタディオ・デ・ラ・セラミカ
2020-21シーズンのヨーロッパリーグ(EL)グループステージ1節、スペイン1部ビジャレアルCFが5-3で、トルコ1部スィヴァス・スポルに勝利を収めた。ビジャレアルの久保建英は今季公式戦初先発を果たし、1得点・2アシストの活躍を見せた。
19歳の日本代表レフティは、前半4-2-3-1のトップ下、後半4-4-2の右MFでプレー。セットプレーのキッカーも状況によって務めた。13分、サムエル・チュクウェゼの放ったシュートのこぼれ球を、久保が左足で冷静に流し込み先制に成功。20分には意表を突くパスから、カルロス・バッカの目の覚めるようなショットをアシストする。
2-2に追い付かれて迎えた53分、久保の左サイドのコーナーキックに、フアン・フォイスが合わせ再び勝ち越し。久保はそこまで全得点を演出、1得点・2アシストを記録した。
そして3-3と再び追い付かれる展開となったが、交代出場したFWパコ・アルカセルが74分、78分と立て続けにゴール。ホームチームが5-3の勝利を収めた。久保はフル出場を果たしている。
スペインメディア『マルカ』は、久保のプレーについて「この日本人選手は成長を続け、少しずつ段階を踏んでいる。トルコのチームとの一戦でヨーロッパデビューを果たし、崩れずピッチのあらゆる位置に顔を出して存在感を示し、この試合を支配していた。後半ポジションを変更しても主役であり続けた。エメリは彼が必要とししていた90分間の出場時間を与えた」と評価している。
また、久保は「個人的にもチームにも満足していますし、ここからプラスしていけます。選手はみんな先発したいと思っています。競争が激しいことを、プラスにできています。今週末はどうなるでしょうか」と語ったという。
ビジャレアルは現地10月25日(日本時間26日0:00)、カディスCFとアウェーで対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]