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久保建英が挑むレアル。アザール間に合う。しかしセルヒオ・ラモス欠場に

久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ビジャレアル、ホームで迎え撃つ。日本時間22日0時15分キックオフ!

[スペイン1部] ビジャレアル – レアル・マドリード/2020年11月21日(日本時間22日0:15)/エスタディオ・デ・ラ・セラミカ

 スペイン1部リーグ、ビジャレアルCF対レアル・マドリードの注目の一戦が現地11月21日、日本時間の22日0時15分から行われる。暫定2位と昨季王者の激突――日本代表MF久保建英にとっては、ビジャレアルの一員として所属元と臨む初の対戦となる。

 公式戦4連勝中のビジャレアルは、現在リーグ5勝3分1敗の勝点18で暫定2位。一方、前節不運も重なりバレンシアCFに1-4で敗れたレアル・マドリードは、消化試合が1試合少なく5勝1分2敗の勝点16で暫定4位につけている。

 好調なビジャレアルの前線にケガ人もなく、久保はベンチスタートが濃厚である。途中出場の機会を得られれば、ジネディーヌ・ジダン監督の前で、進化した姿を見せる機会にしたい。ビジャレアルはヨーロッパリーグ(EL)との連戦が続いているため、19歳のレフティは26日(日本時間27日2:55)のアウェーでのマッカビ・テルアビブ戦での先発が有力視される。

 対するレアル・マドリードだが、ケガ人と新型コロナウイルスの陽性反応が出ていた選手の状態について整理しよう。

 新型コロナウイルスの陽性反応が出ていた選手は全員が陰性判定を受けて、全体練習に復帰している。カゼミロに続き、エデン・アザール、エデル・ミリトンも検査で陰性に。すでに練習に合流している。

 一方、国際Aマッチ期間に負傷したスペイン代表DFセルヒオ・ラモスだが、クラブは正式にハムストリングを傷めたと発表。全治期間については明らかにされていない。一方、フランス代表DFラファエル・ヴァランも肩を傷めたが、ビジャレアル戦は様子を見て、起用するかどうか決定するという。センターバックを2枚欠くことになるのか、ヴァランは間に合うのか。

 さらにフェデリコ・バルベルデも脛を傷めていて微妙な状況。ただFWカリム・ベンゼマも負傷明けだが、スタメンで出場できるだけの体力は取り戻したと見られる。

 決して本調子とは言えないレアル・マドリードを相手に、ビジャレアルに勝算はありそうだ。そのなかで久保にはスペインリーグでの今季初ゴール、そして所属元からの勝利が期待される!

注目記事:久保建英、週末レアル・マドリード戦!“来季後”見据えるジダン監督の前でインパクトを残せるか

[文:サカノワ編集グループ]

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