【鹿島】名門サントスのCBサビノにオファー。ブラジル紙が報じる
鹿島のサビノへのオファーを伝える『エスポルチ・ニュース・ムンド』の記事。※写真はスクリーンショット。
現在はレンタル先のコリチーバで活躍する184センチのディフェンダー、7000万円の条件を提示か。
ブラジルメディア『エスポルチ・ニュース・ムンド』は11月26日、ブラジル1部(セリエ)のコリチーバFCに在籍するDFサビノに、J1リーグの鹿島アントラーズからオファーがあったと伝えた。サビノの保有権(パス)は名門サントスFCが持ち、コリチーバへのレンタル期限は2020年12月までとなっている。鹿島は70万ユーロ(約7200万円)のオファーを提示し、コリチーバはあと1年のレンタル延長を希望しているという。
サビノは1996年10月25日生まれ、ブラジル出身の24歳。サントスの下部組織からBチームに昇格し、2019年1月からコリチーバにレンタルされてきた。ポジションはセンターバック。今季はブラジル1部で22試合(1980分)・4ゴールを記録している。
コリチーバは現在ブラジル1部で20チーム中18位と苦戦。本田圭佑の所属するボタフォゴFR(19位)と残留争いの最中にある。
記事によると、サビノ移籍は基本的には合意には至っているようで、あとはサントスが最終的な決断を下すのみ。鹿島サイドは11月30日までに、最終的な回答を待っているという。
一方、コリチーバもサビノの2021年までのレンタル延長のオファーを提示。サントス側が最後、その両方を比較検討しているとも伝えている。
また、鹿島は同じくサントスのボランチ(守備的センターハーフ)である28歳のディエゴ・ピトゥカの獲得に向けて100万ドル(約1億2000万円)のオファーを提示。しかし、額が低いとして拒否されたとも報じられている。
ACL(アジアチャンピオンズリーグ)の出場権獲得を目指す鹿島は、11月29日にホームで浦和レッズと対戦する。鹿島は16勝4分11敗の勝点52で暫定5位、浦和は13勝6分11敗の勝点45で暫定9位。
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[文:サカノワ編集グループ]