【Jリーグ】2021年開幕は2/26、最終節は12/4or5。来季J1は2チーム増20チーム制
写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
昇格に向けたJ2・J3リーグ内のプレーオフ実施を協議。
Jリーグは12月8日に実行委員会を開き、2021シーズンの日程について詰め、J1リーグは2月26日(金)、J2リーグは2月27日(土)、J3リーグは3月13日(土)から、それぞれの週末に開幕を迎えることを決めた。また、最終節は12月4日(土)か5日(日)を想定して、スケジュールを組んでいく。
例年ではFIFA(国際サッカー連盟)とAFC(アジアサッカー連盟)の国際Aマッチデーや各国際大会の日程が出揃ったあとに日程を詰めている。しかし現段階で2021年のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の日程や大会方式が正式決定していないものの、Jリーグ各クラブが今後の準備を進めるため、“タイムリミット”であるこの日に、全クラブで開幕日について申し合わせた。
J1リーグは「フライデーナイトJリーグ」を再開させ、2月26日に開幕(例年であれば1試合のみ実施)し、その週末に全チームが登場する形になる。
また、J2リーグは2月27日、J3リーグは3月13日のそれぞれの週末に開幕する。
最終節に関しては、日本でクラブ・ワールドカップ(CWC)が行われることなどから、12月4日・5日に設定して調整を進めていく。
一方、来年は東京オリンピック、カタール・ワールドカップ(W杯)予選、さらには東アジアE-1選手権も予定。そこにACLが加わり、J1は2チーム増えて「20チーム制」になるため、現状では「予備日はほとんどない状況」ということだ。
ただし万が一、シーズン最終版にパンデミックやクラスターによってあるチームの試合開催が難しくなった場合でも、全チームが揃って最終節を終えるというスタンスも変えない方針だ。最終節ができなかった場合のチームの試合の扱いについては、来週までに決定する。
また、J2リーグ、J3リーグからの昇格「2枠」に関して、優勝チームの自動昇格はもちろんだが、2枠目はプレーオフで決定すべきだという声もあるため、改めて協議して最終決定する。Jリーグとしては、競技面の公平性を考えれば、2位チームの自動昇格が望ましいとのスタンスだ。
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[文:サカノワ編集グループ]