岩武克弥が浦和から横浜FCに完全移籍「皆様と新たな歴史を作りたい」
浦和から横浜FCへの完全移籍が決まった岩武克弥(手前)。(C)SAKANOWA
「サッカーでは悔しい思いをたくさんしましたが、この経験が将来の糧になると思っているので、後悔はありません」
J1リーグ浦和レッズのDF岩武克弥(IWATAKE Katsuya)が12月25日、横浜FCに完全移籍することが決まった。両クラブが発表した。
岩武は1996年6月4日生まれ、大分県出身、24歳。173センチ・70キロ。カティオーラFCジュニア ― カティオーラFCジュニアユース ― 大分トリニータU-18(2014年に2種登録でプレー) ― 明治大学(2018年に浦和特別指定選手) ― 浦和。2020シーズンはJ1リーグ11試合・0得点を記録した。
岩武は浦和のファンに向けて、次のようにコメントしている。
「このたび、横浜FCに完全移籍することになりました。たくさんのことを学び、成長できた2年間でした。いつも本気で応援してくださるファン・サポーターの方々、スタッフ、浦和レッズの関係者の皆さんには、本当に感謝しかありません。サッカーでは悔しい思いをたくさんしましたが、この経験が将来の糧になると思っているので、後悔はありません。またこれから新たなる場所で頑張ります。今後の浦和レッズのさらなる飛躍を心からお祈りします。2年間ありがとうございました」
一方、横浜FCのファンへ、次のように呼び掛けている。
「この度、浦和レッズから加入することになりました岩武克弥です。チームのために全力で闘い、勝利に貢献できるように頑張ります。皆様と新たな歴史を作りたいです。応援よろしくお願いします!」
シーズン終盤は右サイドバックで起用され、3バックとの併用にも可能性が感じられた。そして来季はリカルド・ロドリゲス監督が就任するが……それでも横浜FCでのチャンスに懸けた形だ。浦和との対決が楽しみだ。
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[文:サカノワ編集グループ]