【選手採点│柏 1-1 C大阪】カミソリ弾のソウザに「5」の最高点。柏は全員「3」以上
【マン・オブ・ザ・マッチ=MOM】ソウザ(C大阪)
好調を維持するクリスティアーノに「4」。
[J1 3節] 柏 1-1 C大阪 /2018年3月10日/三協フロンテア柏スタジアム
【MATCH REPORT】柏が開始早々の4分に伊東のクロスをクリスティアーノが合わせ先制。その後はC大阪がボールを支配し、柏が受けて立ちカウンターを狙う展開に。すると60分、一瞬の隙をついたソウザの右に曲がりながら落ちる弾丸ロングシュートが決まり同点に。キム・ジンヒョンが柏サポーターの行為に怒り、一時試合が中断される事態も起きたが、ACL参戦組による対戦はそのまま1-1で引き分けた。
□柏レイソル
【選手採点】
GK
23 中村航輔 3
DF
13 小池龍太 3
22 パク・ジョンス 3
5 中山雄太 3
3 ユン・ソギョン 3
MF
8 小泉 慶 3
37 細貝 萌 3(59分▽)
14 伊東純也 3
15 キム・ボギョン 3
FW
10 江坂 任 3(84分▽)
9 クリスティアーノ 4
交代出場
MF
7 大谷秀和 3(61分▽)
MF
18 瀬川祐輔 ―(79分▽)
MF
11 山崎亮平 ―(89分)
SUB
GK
1 桐畑和繁
DF
4 中谷進之介
39 亀川諒史
MF
28 栗澤遼一
【採点理由】伊東の右サイドを完璧に攻略したアタックは素晴らしかったが、ボールを奪われたあとの目前でソウザにショットを叩き込まれた同点シーンはいただけなく、プラスマイナスゼロ。攻→守の切り替えが課題に。クリスティアーノのボールを収める能力は計算が立つだけに、彼を経由したチャンスをさらに増やしたいところ。
高木の意欲的な姿勢、丸橋の高い貢献度も評価。
□セレッソ大阪
【選手採点】
先発
GK
21 キム・ジンヒョン 3
DF
2 松田 陸 3
15 木本恭生 3(78分▼)
22 マテイ・ヨニッチ 2
14 丸橋祐介 4
MF
6 山口 蛍 3
7 水沼宏太 3
11 ソウザ 5
13 高木俊幸 4(89分▼)
FW
8 柿谷曜一朗 2(HT ▼)
9 杉本健勇 3
交代出場
FW
18 ヤン・ドンヒョン ―(HT△)
DF
23 山下達也 ―(78分△)
DF
32 田中亜土夢 ―(89分△)
SUB
GK
27 丹野研太
DF
5 田中裕介
16 片山瑛一
MF
24 山村和也
【採点理由】カミソリのように鋭い衝撃弾を叩き込んだソウザは、加えて献身性も高く「5」の最高点をつけた。高木の評価は分かれるところだが、その意欲はC大阪にプラスをもたらしていると感じる。さらに周囲が彼を生かし、彼が周囲を生かせる相乗効果が起きれば攻撃の厚みが増すはず。丸橋の相変わらずの貢献度も高かった。
【採点基準】サカノワの選手採点は、より分かりやすく通信簿のような5段階評価を採用。評価基準は、5=とても良い、4=良い、3=及第点、2=本来の力を発揮できず、1=大きく期待外れ……。試合結果を重視し、評価にも反映させていきます。先発メンバーと途中出場の20分以上の出場選手が対象。いつか(もしかするとすぐ!?)、「オール5」達成だ!
文:サカノワ編集グループ