本田圭佑にカザフ強豪がオファー!しかし本命は760万円以上の条件提示したネフチ・バクーか
日本代表の本田圭佑 写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
カイラトも名乗りを挙げる。一方本田はアゼルバイジャン行きの可能性を認めているが、果たして――。
MF本田圭佑にカザフスタンからオファーか――。同国メディア『スポーツ.KZ』は3月10日、カザフスタン1部のFCカイラトが本田に獲得のオファーを出したと報じた。
カイラトは昨季リーグ暫定1位で終え、今季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)予選に出場。それまでは5年連続リーグ2位、さらに過去7年間で5度にわたりカザフスタンカップを制覇している同国の強豪クラブだ。
記事によると、カイラトをはじめ、トルコ、ベラルーシからも本田にオファーがあったという。ただし、これまで報じられているように、アゼルバイジャンのネフチ・バクー行きが最も可能性が高くなっているようである。
同メディアは、カイラトは正式に獲得を希望しているものの、資金的に本田サイドの条件を飲めなかったと伝えている。ちなみにネフチ・バクーは、約3か月で7万から8万ドル(約760万から約870万円)の報酬を支払う見込みだと報じている。
本田は9日に放送された、ニッポン放送の「本田圭佑『NowVoice』」で、噂されるネフチ・バクーへの移籍について、「今回の報道は珍しくほぼズレがなく当たっています。真剣に検討しています。話を深いところまでしています。ただ、まだ最終決定はしていません」と話していた。
この「まだ最終決定ではない」と含みを持たせているところで、もしかすると、カイラト行きの可能性も残っているのか!? それとも、間もなく本田はアゼルバイジャン入りし、契約書にサインするのか。いずれにせよ、日本代表としてワールドカップ(W杯)3大会連続ゴールを決めてきた34歳のレフティは、欧州の中でも日本人にとって“未開の地”と言える舞台での戦いを選択することになりそうだ。
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[文:サカノワ編集グループ]