【浦和】エヴェに投げ飛ばされた槙野智章がPK決勝弾!明本考浩も決めて鹿島に勝利
浦和の槙野智章。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
関川郁万が決めたものの鹿島はリーグ3連敗。
[J1 7節] 浦和 2-1 鹿島/2021年4月3日15:00/埼玉スタジアム
J1リーグ7節、浦和レッズが明本考浩、槙野智章のゴールで、鹿島アントラーズに2-1の勝利を収めた。浦和はリーグ4試合ぶりの勝利。一方、鹿島は同3連敗。
試合は浦和がボールポゼッションで上回って試合全体の主導権を握り、特に右サイドバックでリーグ戦デビューした西大伍がリカルド・スタイルを体現するように機能。敵陣のギャップでボールを受けて相手を引き出して「起点」になる。
37分、左にいた小泉佳穂のサイドチェンジから、正確なトラップをした西が持ち上がり、ファーへクロスを放つ。これを正確にコントロールした明本が左足で強烈なシュートを決めて、ホームチームが先制に成功する。
一方、鹿島は挽回する時間もあったが、なかなかエヴェラウドと上田綺世の強力2トップにいい形でボールを入れられず。それでも前半アディショナルタイム、コーナーキックから関川郁万がヘッドでねじ込み同点とする。
後半も浦和ペースは変わらない。エヴェラウドがスローインのボールを受ける際に槙野をピッチの外まで弾き飛ばすなど(警告はなし)、鹿島からはイライラも感じられる。すると66分、明本がゴール前へ抜け出したところデビュー戦の常本佳吾に倒され、VARチェックを経てPKに。このPKを槙野が決めて、2-1とリードを広げる。
そのあと関根貴大がダイビングヘッドでゴールネットを揺らしたが、攻撃の起点となったプレーでの武藤雄樹の微妙なハンドのファウルを取られて無効に。さらに杉本も決定機を作り出すなど、浦和がチャンスを作り出していく。
最後まで攻め続けた浦和が、2-1で勝ち切った。
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[文:サカノワ編集グループ]