ニュー本田圭佑だ!「Box-to-Box」でネフチ初ゴール。8か国目“達成”
本田圭佑。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
自陣ボール奪取から約80メートルを全力で走り切り左足で突き刺す。
[アゼルバイジャン1部 25節]ケシュラ 0-3 ネフチ・バクー/2021年5月3日(日本時間3日23:00)/シャファ・スタディオヌ
ネフチ・バクーの元日本代表MF本田圭佑が5月3日、アゼルバイジャン1部リーグのケシュラFK戦で、加入後初ゴールを記録した。本田にとってはトップリーグ8か国目のゴール達成に。
1-0で迎えた74分、34歳の本田がピッチを爆走した。
ネフチ・バクーが押し込まれていた場面、本田は相手選手にマークに付きながら、一旦ペナルティエリア内までリトリートして守備を固める。そしてゴール前へ進入しようとしてバランスを崩した相手を見逃さず、レフティが思い切って前へ出てボール奪取に成功。そのまま左サイドに開いていたブルガリア人FWアフメド・アフメドフにつないでカウンターを発動させた。
そしてドリブルで持ち上がったアフメドフが、駆け上がってきていた本田へパス。本田はダイレクトで左足に合わせ、鋭いシュートをゴールネットに突き刺した。自陣ペナルティエリアから相手ペナルティエリアまで「ボックス・トゥ・ボックス(Box-to-Box)」、約80メートルを全力で走りこんでの一撃。34歳の本田がまさに進化した“New HONDA”のスタイルを見せた。
さらに90+2分にも追加点を奪ったネフチ・バクーが3-0の快勝を収め、まだ試合を行っていないカラバフFKを抜いて暫定1位に立った。
本田はリーグ5試合目での初ゴール。ワールドカップ(W杯)3大会連続でゴールを決めているレフティは、これで日本、オランダ、ロシア、イタリア、メキシコ、オーストラリア、ブラジルに続き、実にトップリーグ8か国目の得点に。もちろんアゼルバイジャン1部では日本人初のゴールとなった。
本田は自身のツイッターで( アカウントは @kskgroup2017 )、「Just one goal, but one goal.(たったのワンゴールですが、しかし一つのゴールです)」と喜びをつぶやいている。
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[文:サカノワ編集グループ]