【浦和】17歳DF工藤孝太がプロ契約「将来の通過点のひとつ」
浦和の工藤孝太。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ユースから昇格。「手本となる選手が身近に多くいる環境なので、トレーニングからしっかりと学び、日々成長していきたい」
J1リーグの浦和レッズは5月13日、浦和ユース所属でトップチームでの公式戦に出場可能な2種登録選手となっていたDF工藤孝太(KUDO Kota )とプロ契約を締結したと発表した。
工藤は2003年8月13日生まれ、和歌山県出身の17歳。180センチ・72キロ。これまでのキャリアは、南紀JSC ― 浦和レッズジュニアユース ― 浦和ユース ― 浦和。U-16・U-17日本代表に選出された経験を持つ。
工藤はクラブを通じて次のようにコメントしている。
「今回、浦和レッズとの契約を結ぶこととなりました。これまで支えてくれた家族や、関わっていただいた全ての方々に心から感謝しています。
プロサッカー選手になることは小さい頃の夢でしたが、これはゴールではなく、今の自分にとっては将来の通過点のひとつだと考えています。自分の武器はビルドアップやロングボールなどの局面を打開するパスです。手本となる選手が身近に多くいる環境なので、トレーニングからしっかりと学び、日々成長していきたいです。
そして、将来的には日本代表に選ばれるような世界で戦えるディフェンダーになりたいと思って います。そのためには、まずはレッズで試合に出場し、チームの勝利に貢献してJリーグやその他のタイトルを獲 れるよう努力していきます。
プロサッカー選手になることで周りからの見方も変わってきます。さらに自覚や責任を 持ち、これからも浦和レッズのエンブレムを背負ってプレーしていきたいと思っています」
今シーズンはすでに4月21日のルヴァンカップ・FC横浜戦で公式戦デビュー。先発フル出場を果たし、2-1の勝利に貢献している。
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[文:サカノワ編集グループ]