中島翔哉がポルトへ一旦復帰へ。アル・アインの新規提案を拒否
中島翔哉。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
セルジオ・コンセイソン監督も契約満了。
ポルトガルメディアの『シッキ・ノッティシアス』は5月27日、日本代表にも選ばれてきたMF中島翔哉について、保有元のポルトガル1部FCポルトが現在レンタル移籍中のアラブ首長国連邦(UAE)1部のアル・アインFCから新たなローン契約の条件を提示されたものの、これを拒否したと報じた。
アル・アインは昨今報じられた新型コロナウイルス結果の改ざん問題もあり、契約の見直しをポルトに提案。クラブに支払うレンタルフィーを300万ユーロ(約4億円)から100万ユーロ(約1億3000万円)、中島へのサラリーを300万ユーロから200万ユーロ(約2億6000万円)に引き下げて、レンタル移籍を延長したい意向を示した。
しかし、交渉は合意には至らなかったそうだ。こうした状況を踏まえ、中島は6月に一旦ポルトに復帰することになると報じている。あるいは再度条件提示があるか。
中島との衝突も報じられてきたセルジオ・コンセイソン監督だが、2020-21シーズンで契約満了を迎え、退団する予定。体制によっては、ポルトの「10番」中島が復活なるか。
今季のポルトはリーグ24勝8分2敗(74得点・29失点)の勝点80で2位。スポルティング・リスボンが19年ぶりの優勝を果たしている。
中島は今年1月にポルトからアル・アインへの期限付き移籍を決断。しかし2月に重傷(脛骨の骨折と靭帯断裂といわれる)を負い、現在はリハビリに努めている。日本代表通算19試合・5得点。
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[文:サカノワ編集グループ]