【日本代表】PK、左足、ヘッド!オナイウ阿道が初先発ハットトリック、キルギスから6分間で達成。キルギスに5-1、W杯2次予選8連勝
オナイウがキルギス戦でハットトリック達成!写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
佐々木翔、浅野拓磨も決める。
[W杯アジア2次予選 F組] 日本 5-1 キルギス/2021年6月15日/パナソニックスタジアム吹田
カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選F組の日本代表対キルギス代表戦、日本のオナイウ阿道が初先発を果たすと前半のうちに3ゴールを奪って、ハットトリックを達成してみせた。試合は佐々木翔、浅野拓磨も決めて、5-1の勝利を収めた。
FIFAランキングは日本が28位(AFC[アジアサッカー連盟]1位)、キルギスが99位(同17位)。2次予選の同グループでは日本が1位、キルギスが2位。日本は同グループ7連勝中で、すでに最終予選進出を確定。キルギスは最終予選進出へわずかな可能性を残していた。
試合は立ち上がりから日本が主導権を握るものの、初めて組む前線の息がなかなか合わず苦戦する。そうしたなか、27分、オナイウのヘディングシュートを相手選手がハンドで防いでPKを獲得。これをオナイウ自身が決めて、国際Aマッチ初ゴールを記録する。
これでキルギスが集中力の落ちたところを見逃さず、日本がさらに攻勢を強める。すると31分、持ち上がったボランチ川辺駿の右サイドからのクロスをオナイウが左足で押し込み2点目。さらに33分、小川諒也の左サイドからのクロスをDFの背後でヘッドで合わせて3ゴール目! わずか6分間でハットトリックを達成してみせた。
しかし前半終了間際、ペナルティエリア内に突破を仕掛けられると、守田英正がファウルで倒してしまいPKを献上。これをキルギスのエースである10番、ミルラン・ムルザエフに決められ、1点を返されてしまった。2次予選通算2失点目に。
後半に突入すると、さらに佐々木が国際Aマッチ初ゴール、さらにジャガー浅野もトドメの得点を奪取。最後まで強度を落とさず、5-1の勝利を収めた。
日本はW杯アジア2次予選8連勝。この6月シリーズでは、キリンチャレンジカップ、U-24日本代表とのチャリティマッチを含め5連勝を収めた。来年のカタールW杯に向けたアジア最終予選は9月にスタートする。
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[文:サカノワ編集グループ]