ガラタサライがMF守田英正を獲得へ。日本代表ボランチ、争奪戦に!?

名門ブラガに続いて、名乗りか。

　ポルトガルメディア『レコード』、トルコメディア『ファナティック』は６月20日、トルコ１部ガラタサライSKがポルトガル１部CDサンタ・クララに所属する日本代表MF守田英正の獲得に向けて「移籍作業を加速させた」と報じた。川崎フロンターレからポルトガルに渡ってわずか半年、その活躍が認められたボランチが早くも注目株となっている。

　昨季リーグ２位に終わったトルコ名門クラブは覇権奪回を目指し、中盤を最大の補強ポイントに挙げている。そうしたなかで守田をリストアップし、移籍交渉をスタートさせようとしているということだ。推定市場価格は300万ユーロ（約３億9000万円）。『ファナティック』は「かなりの移籍金を支払うことになりそうだ」と伝えている。

　一方、ポルトガルメディア『ア・ボラ』では６月17日、ポルトガルリーグの強豪SCブラガが守田の獲得に向けて正式オファーを出したと報じている。ヨーロッパリーグ出場を決めている名門は、「財布の紐を緩めることもいとわないようだ」と、26歳の守備職人を評価しているという。こちらの噂のほうがやや現実味がありそうか。

　守田は1995年５月10日生まれ、大阪府出身。金光大阪高校、流通経済大学を経て2018年に川崎へ加入。川崎では二度のリーグ優勝などゼロックス・スーパーカップを含めると５つのタイトルを獲得してきた。

　そして今年１月に川崎からサンタ・クララに加入した守田は、リーグデビューの15節・リオ・アヴェFC戦（〇２-１）でいきなりゴールを奪取。するとそこから34節まで全試合フル出場を果たし、リーグ20試合・２ゴールを記録。チームも13勝７分14敗、６位でフィニッシュしている。

　守田はさらに日本代表でも、３月の韓国代表戦（〇３-０）で存在感を発揮。５・６月シリーズもボランチのレギュラーとして活躍してみせた。

　守田はサンタクララと2024年６月まで契約を結んでいる。そうしたなかで、ブラガに続き、ガラタサライの名前も浮上。わずか半年で、ステップアップを遂げるのか!?

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[文：サカノワ編集グループ]