【東京五輪】南アフリカ代表のDFモンヤンとMFマハラッシ、ビデオ分析官がコロナ陽性。入国時は全員陰性、日本と22日初戦で対戦
国立競技場。(C)SAKANOWA
潜伏期間を経て発症? 他選手は二度の検査で陰性を改めて確認。
南アフリカサッカー協会は7月18日、東京オリンピック・サッカー男子に臨むため来日したU-24南アフリカ代表の選手2人、スタッフ1人の計3人が新型コロナウイルスの検査で陽性と判定され、別施設に隔離されたと発表した。
その3人は選手のDFジェームズ・モンヤン、MFカモヘロ・マハラッシ、そしてビデオアナリストのマリオ・マシャ氏と公表している。毎日実施される唾液検査で陽性反応が出たということだ。他のメンバーは、すでに2回の検査を受けていて、いずれも陰性だった。保健所の勧告に忠実に従って行動している。
同代表チームのスタッフと選手は、オリンピック・プレーブックのルール、プロトコル、手順に沿って、来日前・入国後の検査を実施。同協会は「選手村では毎日の検査に加え、ソーシャルディスタンスを保ち、常にマスクを着用し、大会参加者と日本国民の安全を確保するため行われる、全ての必須措置を遵守してきました」と説明している。
また、南アフリカ代表では他に7人制ラグビーコーチのニール・パウエル氏も陽性反応を示したため隔離措置に至った。
南アフリカ代表のチーフメディカルオフィサーは入国時にはいずれも陰性だったため、潜伏期間内に来日し、現在発症したと見ているという。
南アフリカ代表はグループA。22日に東京スタジアムで、日本代表との初戦を迎える予定だ。
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[文:サカノワ編集グループ]