マジョルカ久保建英、14日早速デビューへ「ゴール決めてほしい」ルイス・ガルシア監督が期待。東京五輪経て合流4日で
久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
複数の選手がコンディションに問題を抱える。
[スペイン1部 1節] マジョルカ – ベティス/2021年8月14日19:30(日本時間15日2:30)/エスタディ・デ・ソン・モイシュ
スペイン1部リーグが今週末に開幕を迎え、2年ぶりにプリメーラ復帰を果たしたRCDマジョルカは現地14日夜、レアル・ベティスとホームで対戦する。マジョルカのルイス・ガルシア監督が12日に取材に応じ、そのコメントが『フットボール・マジョルカ』に掲載され、レアル・マドリードからレンタルで獲得した東京オリンピック日本代表のMF久保建英の起用についても言及している。
昨季6位でフィニッシュした強豪を相手に、ガルシア監督は「ベティスはヨーロッパリーグを戦うほどの素晴らしいチームです。難しい試合になります。今年はそういった試合ばかりなので、まず彼らを苦しめることが仕事になります。そして唯一の目的は、勝つことです」と、あくまでも勝点3を狙いに行く覚悟だ。
ただし、DFハウメ・コスタが負傷により欠場。さらに、アマス・エンディアイエ、アブドン・プラッツ、アンヘル・ロドリゲス、アントニオ・ライロが「100パーセントのコンディションではありません。ライロはセンターバックなので90分プレーする可能性はありますが、他の選手はフルタイムの出場は難しいでしょう」と明かす。
それだけに、最初のレンタル移籍をした2019-20シーズン以来2シーズンぶりにマジョルカに帰還した久保への期待も膨らむということだ。
ガルシア監督は次のように期待を寄せる。
「彼はさまざまな攻撃的なポジションで、考えながらプレーできる選手です。機動力、前へ向かう推進力、そしてラストパスを持っていますので、ゴールに絡み決めてほしいですね」とコメント。チーム合流から4日目で試合を迎え、スーパーサブが有力だが……もしかすると、先発もあるか。
また12日には元アルゼンチン代表DFロドリゴ・バッタリアを獲得。センターバックが不足していただけに、貴重な戦力であると指揮官は喜ぶ。ベンチ入りは果たしそうだ。
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[文:サカノワ編集グループ]