原大智STVV移籍決定!「日本を代表するストライカーに」元FC東京の立石敬之CEO期待!
STVVへの移籍が決まった原大智。(C)STVV
期限付き。FC東京から挑戦、半年で早くも3か国目。クロアチアへの復帰ではなく――。
スペイン1部デポルティーボ・アラベスのFW原大智(HARA Taichi)が8月23日、ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)に期限付き移籍することが内定した。労働許可書が発行され次第、チームに合流予定だ。 原の加入でSTVVに在籍する日本人選手は、日本代表GKシュミット・ダニエル、オリンピック日本代表の橋岡大樹と林大地、伊藤達哉、松原后、鈴木優磨(現在、実戦には参加せず)、そして原大智の7人となった。
原はSTVVを通じて、次のように決意を示している。
「STVVに加入することになりました、原大智です。たくさんゴールを決めて、チームを勝たせるFWとなり、この1年でさらに成長したストライカーになりたいです」
また、元FC東京の強化担当でもある、STVVの立石敬之CEOは次のように、原の加入を歓迎している。
「この度、スペイン1部デポルティーボ・アラベスからSTVVに期限付き移籍で原選手が新しく仲間に加わることが決まり、嬉しく思います。彼に関しては、以前から良く知っている選手であり、今後、日本を代表するストライカーとして、活躍できる可能性を秘めたタレントです。ここで切磋琢磨し、飛躍していってほしいと期待しています」
原は1999年5月5日生まれ、東京都日野市出身、22歳。191センチ・84キロ。キャリアは、多摩平Jr.SC ― FC東京サッカースクール飛田給スクール ― 深川アドバンスクラス ― 国分寺アドバンスクラス2012-2014 ― FC東京U-15むさし ― FC東京U-18 ― FC東京 ― NKイストラ1961 ― アラベス。U-18・U-19・U-20日本代表に選ばれた経験を持つ大型ストライカーだ。2019シーズンはJ3リーグで30試合・19ゴールで得点王に輝いている。2020年はJ1リーグ26試合・3得点。
2021年2月、FC東京からクロアチア1部イストラ1961に移籍。約5か月間でリーグ14試合・2得点・3アシスト(公式戦通算18試合・8得点・3アシスト)と活躍し、チームの1部残留に貢献した。するとその活躍が認めら、スペイン1部のアラベスへの移籍を果たした。
クロアチア復帰も噂されたが、ベルギーへの道を選択。海を渡って半年で3か国目のチャレンジになる。それもまた原らしくあり、STVVでの爆発が期待される。
【J1人件費ランク】1位神戸、2位名古屋、3位浦和。FC東京が最も増額。総額は16億円以上マイナス
[文:サカノワ編集グループ]